神奈川県の相模原ゴルフクラブで開催され、宮里美香が接戦を制して二度目の栄冠を手にした。
初日から前日の3日目までずっと首位を守り続け、昨日の3日目終了時点では2位に5打差を付けていたから宮里美香の楽勝かと思われたのだが・・・。
最終日の前半のインコースでノーバーディで4ボギーとスコアを落とし、15番ショートホールでは同組で回っていた菊地絵理香がバーディで、宮里はボギー、このホールで1打逆転されて2位になったから、テレビで見ていても面白いゲームであった。
菊地絵理香ちゃんは、我が家の長女と同じ東北高校出身だし、同じ北海道(札幌)の出身でもある。娘よりは1年下であったが、同じ女子寮に寄宿していた娘である。彼女の同級生で同じゴルフ部には有村智恵ちゃんと原江里菜ちゃんが居た。この二人は既に日本ツアーでの優勝経験があるが、菊地絵理香ちゃんだけまだ優勝をしていない。
絵理香ちゃんはゴルフ部のキャプテンを務めていたし、真面目な生徒で練習熱心だったという。
娘が世話になった寮監さんも、早く菊地絵理香ちゃんに優勝してもらいたいと応援している選手である。今年はかなり上位に顔を出してきたから、少しずつ実力を増してはいるのだろう。
それが、このような女子のメジャー大会でも一番由緒ある大会で、最終日最終組で、しかも15番で単独首位に立ったから、緊張してしまったのだろうなぁ。
16・17番と考えられない様なミスパットでカップを大オーバーしての3パットをして連続ボギーを叩き2位タイで終わってしまった。
レバ、タラは禁物だが、16・17番とも距離を合わせて2パットのパーを取れていれば何なく優勝だったのに・・・。
これが優勝経験のない選手の重圧というものなのだろう。大魚を逃してしまった。この悔しさを糧にして来年はぜひ強くなってもらいたい。