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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-12-05-Thursday お土産

名古屋からのみやげに

セントレア空港の売店で山本屋総本店の「味噌煮込みうどん」3食分を購入して帰って来た。私はいつも名古屋に行った際には必ず食べているのだが、今回は一緒に行った妻が他の物が食べたいというので食べることが出来なかったのである。

しかし、空港の売店を眺めている内に、どうしても食べたくなって自宅で作ってみようと思い立ったのだ。

箱にはレシピが書かれているし、鍋焼きうどんは私の得意な料理でもあるから上手く作れる自信があったのだが・・・。

結果は大失敗、妻からも母からも不評であった。いくらレシピが書かれているとしても、微妙な火加減などが分かるはずもなかったのであった。

自分でもその土地の名物は現地で食べなければダメだと日頃から思っているのに、ついつい買ってしまったのである。

名古屋には名古屋の風土や歴史に合った食べ物があるし、京都には京都の、帯広には帯広の独特の食べ物や食べ方がある。現地の温度、湿度などの気候にも味は大きく影響を受けるであろうから名古屋で美味しいと感じたものを北海道に持って来ても必ずしも合う訳ではない。

ましてや、買って来た「味噌煮込むうどん」のお土産は完成された製品ではなく、半製品で半分は自分で作らねばならないとなると、お店で食す味と同じ味を出すのはほとんど困難であろう。それが分かっているのについつい買ってしまった自分に反省しきりである。

流通が便利になって何処に居ても、地方の名物が食べられる時代になったが、それでも本当の美味しさは現地で味わうに限る。

現地でしか食べられないものを、現地に行って食べる。それが観光の要諦でもあるのだ。