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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-12-07-Saturday 秘密保護法

6日深夜

参院本会議で自民党と公明党は特定秘密保護法案を採決を強行して成立させた。

これだけ、国民が問題視している法案を十分な審議もせずに強行採決するのは与党の奢り以外の何物でもない。

これは、小選挙区制の招いた悲劇であると思う。

まだ、日本の民主主義が成熟していない状態で2大政党制なんて幻想を抱いて導入したことに根本の問題がある。

先の民主党政権のだらしなさから、今度は自民党の大勝に揺れたが、そのどちらも日本の為にはまるでなっていない政治であった。

自民党を選んだのは他ならぬ国民であるのだから、国民はもっと選挙時にムードなどに流されずに投票する責任感を持たなければならないだろう。

しかしだ、先の選挙の時には「アベノミクス」によるデノミからの脱却がメインテーマで、この秘密保護法案なんて有るのか無いのか判らないようにしていた。これは騙しのテクニックそのものである。国民は公約の裏側をよくよく検討する必要があるだろう。

それよりも、この小選挙区制を変えた方が良いのかもしれない。メリットよりも弊害の方が大きいように思う。

かのヒトラーも選挙に依って選ばれたことを考えると、何だか安倍首相が重なって見えてしまう。

いったい、この首相は何をしたいのだろうか?日本をどういう国にしたいのだろうか?

とても危うい方向に向かっているように感じる。

特定秘密保護法は成立してしまったが、施行まではまだ1年ある。ここで諦めてしまわずに、この間に粘り強く改正をする必要があるだろう。