23日になされ16名が立候補したが・・・。
私は昔から選挙というものがどうも好きになれない。だから選挙に立候補する方々の心境というものはなかなか理解することが出来ない。
東京都の選挙であるから北海道人の私には投票権がないが、首都東京の顔を選ぶとなるとさすがに関心はある。
でも、私に投票権があったとしても、積極的に投票したくなるような人物が見当たらないなぁ。
近年の大都会の知事や首長の選挙に立候補して当選するには、政治の実績とか人柄なんてものよりも、知名度のみが優先されているようで、これが日本の政治の不幸を招いている元凶ではないかと思えてくる。
青島幸男や横山ノックなんて人物が大都市の顔になったが、それで東京都や大阪府の人たちが果たして幸福だったのだろうか?
まぁ、知事なんてものはただの顔だけで、実際の行政は役人が全てやるのだろうけど・・・。
今回の都知事に立候補した16人の方々の顔ぶれをみると、とても知事なんて務まりそうにもない人もいる。
泡沫候補の更に泡沫候補という感じで、きっと親戚すら投票しないんじゃないだろうかと思われる人や、家族すら投票しないような候補者もいるのではなかろうか?
当然ながら当選することに目的があるとは、とても考えられない。
こう云う泡沫候補者は、いったい何の目的で立候補するのだろうか?
自己顕示欲が強くて、新聞などに自分の名前が載ることに快感でも覚えるのだろうか?
泡沫候補者の顔ぶれを見ていると、ドクター中松氏がまだまともに見えてくるのだから恐ろしくなってくるなぁ〜。
猪瀬前知事が徳洲会から5千万円を受け取った問題で、東京地検特捜部の事情聴取を受けたというニュースも同時に流れた。
猪瀬前知事と徳洲会との間を取り持ったと云う新右翼団体「一水会」の木村三浩代表なる人物に、その5千万円の中から500万円を渡していたことも判ったという。これは10%の手数料ということなのだろうか?
真相究明はこれからだろうが、親切な人から借りたという5千万円の10%をポンと渡せるのだから、猪瀬前知事も相当に親切な人のようであるなぁ。