田中将大(25)投手がアメリカ大リーグのニューヨークヤンキースに入団することが決まった。
年棒の総額は7年間で161億円だという。
決してマー君にケチをつけている訳ではないが、素直に祝福してあげる気になれないのは私が嫉妬しているからなのだろうか?
しかし、嫉妬と云うにはあまりにも金額がデカ過ぎて、私としては嫉妬してる感覚もないのだが・・・。
以前、このブログにも書いたことだが、アメリカのプロスポーツ選手の年棒があまりにも高過ぎるのではないだろうかと思っている。
ニューヨークヤンキースはこんなべらぼうな金額の年棒を支払っても球団としてペイしているのだろうか?
年棒の金額が選手の価値を表わしているのだとしても、まだ、ただの1球も大リーグで投げていない投手に対して、この年棒額は異常である。
25歳にしてこれだけのお金を手に入れたマー君の人生感とか金銭感覚ってこの先一体どうなるのだろうか?
マー君が85歳まで後60年生きるとして、利息を考えずにただ消費していったとしても年間2億6830万円ずつ使える計算になる。貯金をして利息でも加わったら・・・。
まだ投げてもいない選手にこれだけの金を払う球団があるアメリカのスポーツ界は異常以外の何物でもない。
かつてローマ帝国の皇帝は「パンとサーカス」で統治したというが、アメリカの人口の1%の人数が90%の富を持つと云われるアメリカなら、サーカスに代わって国民の不満を別なものに向けさせるのがスポーツなのだろう。
またアメリカンドリームで運動の才能がある人間はスポーツで成り上がれるぞと示すのもひとつの手なのかもしれないが・・・。
どこか変だぞ!