新生町内会の新年会が26日正午から近くの「もみじ乃」という和食の店で開催され妻と二人で出席してきた。
私は以前はこの手の会合には欠席を決め込んでいたのだが、4年ほど前に副会長になってからは出席を続けている。
この日の参加者は28名。
この4年間でかなりの人の顔と名前を覚えたが、それでも判らない人も数人いる。年に一度や二度の顔合わせではなかなか覚えることができない。
御多分に漏れず、新生町内会も高年齢化している。会場は座布団座りの和室であるが、かなりの方が椅子を希望する。用意してもらった椅子の数が足りないほどであった。
男性の出席者で私より年下なのは一人しかいない。各班の班長さんを指名する段になったら、やれ誰それは入院中だの施設に入ったから無理だろうなどの声が飛び交う。すでに平均年齢が65歳を越える限界町内会になっているのではないだろうか。
副会長の役目として総会の議長をすることになっている。議長はいろいろな団体でやっているからお手のものなのであるが、町内会の進行はこれで結構難しいのである。
総会などの会議に参加したことの無い人も相当数いるから、会議の進め方を知らない人も多いのである。議長の進行に合わせてくれれば良いのだが、勝手に話し始めたり、議題と無関係の話に脱線してしまうことも多いのである。
食事はすでに目の前に用意されているから、スムーズな進行をしたいのだが・・・。
今年は会計監査の人が2名とも欠席だったので監査報告を急遽その場で議長の私が代行するということになってしまった。まぁ、町内会というのはかなり緩い組織だからこんなもんでも良いのかもしれないが、一応お金を扱う以上はキチンとやりたいものである。
宴会になって、これまた急遽マジックを演じることになった。妻から用意して行きなさいと云われていたのでロープとハサミだけは持って行っていたのであるが・・・。
この町内会には昭和44年の小学5年生の頃から住んでいるから、私を子どもの頃から知っている人も多いのである。
マジックの途中で「手を開いて見せろ」とかの声が飛び交う、まぁ、何とかかんとか無事に演じたのであったが非常にやり難い場面であった。