私の56回目の誕生日であるが、もうこの年令になるとたいして嬉しくもないものである。
昨日28日に、帯広青年会議所OB会の新年総会が18:30から市内の北海道ホテルで開催された。
本来なら、これがOB会長としての初仕事であるはずなのだが、昨年暮れから何だかんだとOB会長の仕事が続けてあるので、初仕事という感じはまるでなくて、すでにベテランの会長のような気分である。
式次第での会長挨拶は、1月ももう終わろうとしているのに、会合の名称が「新年総会」であるから「明けましておめでとうございます」との挨拶で入らねばならないのが自分でも変な感じがするが・・・。
この時期に式で挨拶などしたことがないから違和感があるのだろうなぁ。
「神輿に乗る人担ぐ人、そのまた草履を作る人」と七五調に近いリズムの言い回しがあるが、今回、私はは会長として神輿に乗る立場なのだろうが、どうにもその立場にしっくりこないのである。
どうやら私は神輿に乗って担がれるよりも、お神輿を先導する役目の方が好きなようである。
まだまだ人間としての器が小さいのであろう、お殿様のように「良きに計らえ」と鷹揚にやるのが、どうにも性分に合わなくて居心地がヨロシクないのだ。
かつて芸人を志したこともあるほどだから、他人を喜ばせたいという「エンターティンメント」の精神が旺盛なのが困りものなのである。
他人からやってもらうよりも自分でやりたくなって身体がウズウズしてしまう。
任せた以上は余計な口出しをしないようにと思っているが、今回の内閣名が「向かうところ手品師」内閣であるからには、例会にも手品のようなサプライズや楽しさの演出がもっと多くても良いであろうと感じた。
何だか淡々と流れてしまったように感じたのであった。
これからエンターティンメントの演出法ぐらいは伝授する必要があるかもしれないなぁ。