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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-02-19-Wednesday 人相

「女の顔は請求書」とは

作家の藤本義一が書いた本の題名だが、それに対して「男の顔は履歴書」と云うのも世間ではよく聞かれる言葉だ。

この人相に関して、週刊文春2月20日号のコラムに作家林真理子が面白い文章を書いていた。手元に文春がないから正確なことは書けないがだいたい以下の様な内容であった。

今話題の佐村河内守に関しては、この問題が起こる以前からインチキくさい顔をしていると感じていたと云うし、また、先に逮捕された旭川のNPO大雪りばぁねっとの岡田栄悟代表もNPOがあんなに肥っていてはいけないだとか、あの顔をした人間を信用するかなんて・・・てなことを書いていた。

本人達も林真理子にだけは言われたくないだろうが・・・。

人を外見で判断してはいけないともよく言われるが、しかし、その人物の性格が外見に現われるものであることも事実であろう。

性格の卑しい人間の顔には、どこかにその卑しさが出ているものだ。

いくら口が上手くて他人を垂らし込む演技派の詐欺師であっても、瞬間的には騙せたとしても、己の根性の卑しさまでは完全には誤魔化せないから、やがては馬脚を現してくるものだ。

それが、見るからに胡散臭い風貌をした人間なら、最初から疑って掛かるのが人生経験を積んだ人間の人物観察のやりかたであろう。だから「見た目が大事」と言われる由縁である。

では、顔が醜い人はどうしたら良いのかと言われそうだが、人相と顔の美醜とはまた別物だ。

顔が醜いからと悩んだり卑屈になったりするからその歪んだ性格が人相を悪くしてしまうのであって、たとえ顔が醜くても心がキレイな人は自ずから穏やかで良い人相になっていくものだ。

他人を騙したり、悪いことを繰り返している人は、美しい顔をしていても人相が段々悪くなってくるものでもある。

顔の美醜の判断よりも、人相の良し悪しを見極められるようにならなければならない。私は妻から「あなたは他人を見る目がない」といつも言われているが・・・。

男の顔はまさに履歴書であるから、私も今後は人相で判断することにしよう。