«前の日記(■2014-02-20-Thursday) 最新 次の日記(■2014-02-22-Saturday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-02-21-Friday よく頑張った!

浅田真央よく頑張った!

ソチオリンピック女子フィギュアスケートのフリースタイルの演技で浅田真央が自己ベストの得点を挙げて前日のSPの16位から、総合6位に順位を上げて入賞した。

演技を見ている内に、私の目もウルウルしてきたが、終わった瞬間の真央ちゃんの表情を見たら涙がこぼれてしまったほど感動した。

あの表情は、全力を出し切った満足感と、これで全部が終わったという開放感がないまぜになった表情ではなかろうか。

これだけの演技が出来る選手なのだから、昨日のSPはやっぱり惜しかったなぁ。

まだ23歳なのだから、キム・ヨナみたいにしばらく休養して、今度は気楽な気持ちでフィギュア・スケートをやって欲しいと願う。

女子フィギュアの最終成績では、キム・ヨナの二連覇は成らなかった。今回、ロシアは15歳のリプニツカヤが期待されていたが、優勝したのは同じロシアのソトニコワ、彼女もまだ17歳であるが初めてロシアに金メダルをもたらした。

フィギュア・スケートは演技の評価を人間がする競技であるから、主観がどうしても入ってしまうのは否めない。ソチがロシアというホームタウンでの得点だからであろうが、今回のソトニコワの演技も確かに素晴らしかったのは認めるが、私にはキム・ヨナの演技との差が5点も開いたのは解せない評価であった。

しかし、若いだけにこれからはロシアが強くなっていくかもしれない。

それにしてもだ。20日の福岡市の講演での森喜朗の、浅田真央ちゃんに対する「あの子、大事な時には必ず転ぶ」とか「(フィギュア団体)は負けると分かっていた。浅田真央を出して恥をかかせることはなかった」云々の発言はいったい何様のつもりなのだ。お前が口にするな!フザケルナ!と言いたい。

フィギュア・スケートと云うのは、あの何千人も収容できるアリーナでたった一人で演技する競技だ。その何千人もの視線がたった一人に集中するスポーツなんて外にはない。相撲だって二人である。

ましてや森喜朗がやっていたラグビーは1チーム15人だから、両チームで30人が一度にグランドに出て行なうスポーツだ。

選手一人に掛かる注目度はラグビーの30倍なのである。そんな競技による差ということも分からない奴が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長をすること自体が間違っているだろう。

選手だって、競技のこともよく理解していないくせに、選手を労わるどころか非難するような奴がトップにいたら、やる気なんて出てこないだろうに・・・。

こんな輩は即刻クビにするべきだ。甚だ不快なコメントであった。