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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-03-05-Wednesday 申告

確定申告の時期である。

毎年この頃になると領収証をまとめて入れてある袋の中を調べて医療費控除などの分をまとめておくのであるが・・・。

しっかり調べたつもりであったが、去年の分の病院の領収証が3通出て来た。たいした金額ではないが、その分だけ税金を余分に払ってしまったことになるモッタイナイことをした。

国が国民から徴収した税金をまとも使ってくれるなら文句はないが、先日のとある商店街の会合で挨拶した人が「商店街関係の予算が日本全国で30億円ほど余っている。期日までに何かに使えないか?」という話をしていたのを思い出した。

単年度決算という悪弊もあるのであろうが、余っているから何かに使えないかとはフザケタ話だ。自分の金だったら余っているから使ってしまえなんてことにはならないであろうに・・・。どうせ他人のお金だと思っているからバカバカしいことにでも予算を使い切ってしまおうという根性が気に入らない。

もっとまともなことに税金を使ってくれるならドンドン払うものを・・・(そんな訳ないか!)。

先日友人と居酒屋で話していたら、とある知人の息子が5歳年上のバツ1の子持ちで障害のある女性と結婚したいとその父親に言ったときの話を聞いた。その息子は運転手のバイトで手取りの月収が16万円ほどだと云う。

その女性の父親は「娘は障害があるし、離婚をして小さい子どもが一人居るから生活保護を受けて暮らしている。病院代はタダだし、こども教育にかかる費用も出る。娘がお前と結婚したら現在の生活レベルを維持出来ないだろうからダメだ」と断られたそう。

その息子はもっと稼ぐ為に夜も清掃のバイトをやって朝から晩まで働いても手取り月収は20数万円にしかならなくて・・・。

この話を聞いている内に、自分で一生懸命汗水流して働いて何とか愛する人との生活をしようと努力している人間が報われずに、生活保護を受ける方が遥かに良いレベルの生活が出来るということに大いに疑問に感じる。

老人の医療費などもこれからドンドン増えそうだが、国がこんなバカな政策をやっていたら、いくら税金を集めたって足りないだろう。

団塊の世代が70歳を過ぎれば、爆発的に老人の人数が増える。果たして日本はこの老人を支えることが可能なのだろうか?

抜本的にガラリと政策を変える必要があるだろう。