降雪があった。寝ている間に一時的に雨になったようで朝方起きてみたら道路の雪が自動車のタイヤに踏み固められてツルツルに凍っている。
しかも北西の風が強烈で、その凍った道路のツルツルの氷の上に、サラッ〜と粉雪が飛んで来て薄く積もるともうタイヘンだ。
出勤時に私が運転する車が四つ角で真横にドリフトしてヒヤッ〜とした。
車がまるで流れるように横に滑って行く。
日蔭の交差点で信号待ちの為に停車していたら、停まっている車が強風で10センチほど横滑りした。停まっている車がだよ!驚いたね〜。
この交差点では信号待ちしている人間が風で身体が前に押されていた。横断歩道の歩行者信号が赤なのに、自分の意思に反して風で身体が押されていくようにみえる。路面が凍っているから足の踏ん張りも利かない。もしもそんなところに車が来たら・・・。考えただけでも恐ろしい。
小さい子どもを抱っこして歩いている女性もいるが、この強風の中なら子どもの顔には雪の細かい粒がビシビシと当って痛いのではないだろうか。なにもこんな日に子どもを抱いて外に出なくてもよかろうに。
こんな日は郊外の畑の中の道路を走ったら、地吹雪で前が見えなくなるだろうし、あちらこちらに吹き溜まりも出来ているだろうから、甚だ危険な状況になっていることであろう。
滅多に車が通らないような田舎道で吹き溜まりに突っ込んでしまったり、路外に逸脱してしまったりしたらお手上げである。
動けなくなったら命の危険すらあるだろう。
我が社の駐車場でも看板が強風で倒れていた。まだ車が入る前だったから良かったようなものの、もしも車が置いてあったら車が傷だらけになっていたかペシャンコになっていたかもしれない。
何だか今年はやたらと風が強い日が多いように感じる。こんな天気の時にはとにかく重要な用件でもなければ家の中でジッとして居ることだ。