夜の8時半からの上映なので、夕飯も外食にしてデートを楽しんだ。もちろん妻とである。
3連休の真ん中の土曜日であるし、謝恩会や送別会シーズン真っ盛りということで夜の街は人出が多かった。
最初に行った北の屋台の卒業生の店「タベルナ・センナリ」は予約をしないで訪れたら満席で入れなかったので、近くにある、やはり北の屋台の卒業生の店の「らくれっと」を訪れたら何とか入れた。すぐ後にまたお客さんが来ていたらから、ギリギリセーフというところであった。
北の屋台の卒業生の店は贔屓にしてあげないと・・・、やはり繁盛してもらいたいという気持ちと責任がある。
第4期で卒業した屋台店主らの店にもオイオイ訪れていく予定である。
「らくれっと」も混んでいたので、長ッ尻は嫌われるから食べたらすぐに出て、今度は1時間のカラオケである。
私たち夫婦はカラオケも好きなのだが、今年はまだ行っていなかったから久し振りの歌である。
妻は、カラオケで私の歌を聞いて良い歌だと思ったらすぐに横取りして自分の持ち歌にしてしまう。今日も私の持ち歌である高橋真梨子の「For You・・・」を横取りされてしまったのであった。
映画は例によって「夫婦50歳割引き制度」で二人で2000円である。
はディズニー映画の「メリー・ポピンズ」の製作秘話である。
原題は「Saving Mr.Banks」であるから直訳すれば「ミスター・バンクスを探して」とでもなるのだろうが・・・。
何だか「ウォルト・ディズニーの約束」という邦題はシックリこないなぁ〜。
これまた例によって映画の内容は詳しく書かないが、メリー・ポピンズの原作者であるP・L・トラヴァース夫人は映画化に色良い返事をしない。
ウォルト・ディズニーやそのスタッフと夫人とのやり取り、そして夫人の過去が実に良く描けていたと思う。
「メリー・ポピンズ」といえば、帯広小学校の低学年の頃に学校全体で映画館(確かキネマ舘ではなかったかと記憶しているが・・・)を訪れて観た記憶がある。妻も私と同級生であったから「何年生の時だったかまでは覚えていないが学校全体で行って観た記憶がある」と言うから確かである。当時は良く学校全体で映画館を訪れて映画鑑賞をしたものだった。ここの他にも「バンビ」や「東映の漫画」などを観た記憶がある。
アメリカでの上映が1964年であるから、帯広での上映はおそらく65か66年辺りであろうから小学3年生か4年生の時であろう。
当時も字幕の映画であったが、小学生低学年では字幕の字が読めずにストーリーの細かい部分が理解できなかった記憶がある、煙突掃除のチムチムニーの唄や世界一長い単語(造語)の「スパーカリフラジックエクスピアリドーシャス」の唄は良く覚えていたが・・・。
自分の子どもに見せる為にレーザーディスクでウォルト・ディズニー物を全部揃えたから私はその後も何度か観ているが・・・。
裏話にこんなに感動的な物語りがあったとは知らなかったが、とても良い映画であったし、妻と小学生時代の思い出に戻れたのも楽しかった。思い出を共有しているというのは話題が多くて良いものである。