昨年暮れに著名な建築家でもある早稲田大学の石山修武教授の研究室から葉書が届いた。
2014年3月末に石山修武教授の退官記念講演を行う、遠方の方にはスケジュールの調整もあるだろうから早めに連絡をする。出席の返事をもらった方には日程が近づいたら改めて詳細を連絡するとの案内である。
石山さんとは1996年につくった十勝環境ラボラトリー(TKL)からのお付き合いだ。
TKLでは十勝の環境に合ったパッシブ住宅(自然エネルギーを活用した住宅)を造ろうというプロジェクトの「場所環境住宅プロジェクト」でいろいろとお世話になってきたし、講演のメンバーを見ると日本を代表する建築家の安藤忠雄さんや、磯崎新さんらの名前もある。
日程的には年度末の最終日曜日ということもあって実際の出席はかなり厳しいかなぁとは思いながらも、これだけのメンバーを揃えた講演会というのもなかなかないなぁと思ったので、一応出席で返信しておいたのだった。
開催日程ぎりぎりになるまで迷ったが、ちょうどマイレージのポイントが4月1日で無効になるのがあったので、モッタイナイから、なんとかスケジュールを調整して行くことにしたのであった。
しかし、ぎりぎりであった為にホテルが取れないのだ。
ネットで調べても都内のホテルはほとんど満室。カプセルホテルかスイートルームしか空いていない。
仕方がないので国分寺に居る姉に電話して泊めてもらうことにして宿を確保したのであった。
とかち帯広空港に自分で運転して向かったが、駐車場が満杯で停めるところがない。かなり離れた第三駐車場の奥の臨時駐車場まで行かなければならなかった。無料で停められるというのは長期間の駐車という弊害を生み出す。
春休み中の土日ということもあるのだろうが飛行機も子供連れで満席状態であった。
羽田空港には予定通りに到着し、まっすぐ国分寺に向かうのだが・・・、東京駅で中央線が大幅に遅れている。なんでも八王子で沿線火災が発生し列車が遅れているとのこと。結局30分ほどの遅れで国分寺駅に到着した。最近はどこのJRも時間通りに運行できないようだ。
姉の家には10年近くも行っていない。昔はよく出張の際に泊ったものだったが、仕事場に遠いということもあって足が遠のいていたのだ。
駅から歩いて15分は掛かるところにあるが、さすがに大体の道は覚えているものの路地に入ると分からないから駅まで迎えに来てもらって一緒に食事をしてから行くことにしたのだ。
会うと姉は昨日インフルエンザに罹ったという。
熱があるし喉も痛いというからうつさないでくれよというところである。
久しぶりに姉の家に泊っていろいろと話をしたのであった。