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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-03-31-Monday 出張3

今頃の季節の東京は

桜の花が見事である。

この3月下旬頃の季節に初めて東京を訪れたのは大学入学の時であった。北海道の帯広では桜が咲くのは5月の連休過ぎである。

北海道では桜の種類もソメイヨシノではなくエゾヤマザクラであるから花よりも葉の方が目立つ種類なのだ。だから3月末頃にソメイヨシノの見事な桜の花が咲いているのを見て、そうか日本は縦に長い国なんだなぁ、花の種類も咲く季節も違うんだなぁ、俺は親元を離れて東京に出てきたんだなぁ〜と云う感慨と云うかやる気というかそういったものが湧いてきたことを思い出した。

今日はこの桜の花が散ってしまいそうな強風である。飛行機が飛ぶのかなと思ってテレビのニュースを点けると山手線で人身事故があって外回りが運転を停止しているという。国分寺から羽田空港にどうやって向かおうかと思案していたら、運転を再開したと云うのでひとまず安心したが・・・。

東京の線路で人身事故が起きても北海道ではニュースにもならないから知らなかったが、姉によると毎週のように人身事故が多発しているのだという。

自殺するのに列車に撥ねられて轢死したら死体はバラバラになってしまうし、残された遺族も鉄道会社から多額の損害賠償を求められると聞いたことがある。

日本の自殺者はここ何年も年間3万人を超えているから、ニュースにもならないが電車に飛び込んで死ぬ人がそうとうな数いるということだろう。

死ぬのは勝手だが他人様に迷惑掛けずに死ねないもんかねぇ。

それにしても年間3万人超の自殺者のいる国ってどうゆうことだ。

昨日の安藤忠雄氏の講演で「私は年金問題は、もうすぐ解決すると楽観的に思っています。なぜなら現代の若い人たちは寿命が短いと思うからです・・・」と言っていたが、どうだろうか?

確かに終戦直後の食糧難や団塊世代の競争社会を生き延びて来た人間と、現代のひ弱な若者では「生」に対する執着心が根本的に違うのかもしれないが・・・。

そういえば昭和35年生まれ以降の人の平均寿命は55歳であるという説が昔あったような記憶があるなぁ。私もそこまでは短くなくても皆が80歳まではとても生きられないと思う。まぁ、世の中悲観的に考えて自殺してしまうのか、どうにかなるさと楽観的に生きるかの二者択一だといえば後者を選んだ方が良さそうである。

帯広空港に着いたら外は一面雪で真白であった。7〜8センチほども降ったと云う。

確かに日本は南北に長い国だ。それぞれの地域で楽しく暮らそう。