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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-04-21-Monday 酷いニュース

韓国の珍島付近で

起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故の報道を見ていると、船長を始めとする船員らのモラルの低さに憤りを感じる。

これは事故などではなく人災である。

普通ならありえないことを重ねて起こしている。

まずは霧の為に出港時間が遅れたことで、暗礁の多い複雑な海域の操縦を経験の浅い三等航海士にやらせた点がまず第一の問題である。船長は時間になったから寝る為に船室に居たというではないか。危険な海域の航行なら時間だけで寝に行くか普通。

操縦を任された女性三等航海士は、何かの危険物を避ける為に急激に舵を切ったという。これも舵を切る時の船のスピードが速過ぎたのではないかという。

しかも不法に荷物を積んでいた過積載や、荷物の固定がされていなかったとか、本来積んではいけないデッキにコンテナを積んだとか違法な行ないが多いようだ。

その結果、荷物がヅレて船がバランスを崩したのだという。

脱出の際の不手際もヒドイ。

船長は一番最初に来た救助船に「自分は民間人だ」と偽って、一般人を船に残して真っ先に救助をされたというからトンデモナイ奴だ。

救助を求める初動もオカシイ。客には船内に留まるようにアナウンスし、船員には脱出するように言ったというから、まるで逆のことをやっているようだ。

船は完全に逆さまになっている。映画の「ポセイドンアドベンチャー」のような上下が逆の船内状態になっているのだろう。

この船はフェリーでもあるから、船倉の壁が少ないというから沈没も早かったようだし、空間が大きいから空気だまりも少ないのかもしれない。

家族のいらだちももっともだ。

生存者がいることを祈ろう。

同じ船のニュースで、中国の上海海事法院(日本の裁判所みたいなものか)が商船三井の船バオスチール・エモーション号を差し押さえたというニュースをみたが・・・。

何でも1930年代の船舶賃借の代金が支払われていないという中国の民間人が提訴した損害賠償請求の裁判で2010年に敗訴が確定したが商船三井が賠償の支払いに応じないとして差し押さえたというのである。

こんな無茶苦茶な裁判があるのかと驚いた。

中国はアホか!

最近、中国が戦争中の強制連行に対して、個人の損害賠償を認めるような無茶な判決を出しているが、これもその一環なのだろう。

しかし、この判決はあまりに無茶苦茶で、国際的にも通用しないだろう。日本憎しで、こんな無茶苦茶な判決を出したら世界中の国が中国から引き揚げてしまうゾ!これは中国にとっても宜しくない判決であると思う。

訴えるのは個人の勝手というか権利であろうが、そもそもとっくに時効になっている案件であるから、裁判所は門前払いするのが普通であろうに・・・。