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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-06-12-Thursday ニュースから

小保方さんのSTAP細胞問題で

今日、6人の外部有識者で作る理化学研究所改革委員会は「研究不正を誘発する組織として構造的な欠陥があった」として、小保方晴子ユニットリーダーが所属する発生・再生科学総合研究センターの解体を求める提言を理研に提出したという。

ニュースによるとセンターは2000年の発足以降、幹部の顔ぶれがほとんど替わらず「馴れ合いに依る組織統治の問題があった」と指摘している。

組織と云うのは、長くなるとどうしても馴れ合いが生まれ易くなってしまうものらしい。

多少の不正は仲間だからとして見過ごしてしまう傾向が出てくるのだ。最初はその小さな不正が摘発されないことを良いことにして、手口が段々大胆になってくる。やがてその不正が積り積もってニッチもサッチもいかなくなってしまうのが多くの組織に見られることである。

仲間内でも誰か組織を俯瞰して見られるようなリーダーが居れば別だが、仲間内だけで運営しているとナァナァの体制になりがちであるから、やはり外部の厳しい目が必要なのだと思う。仲間が運営者を裸の王様状態にしてはいけないのである。

ニホンウナギが国際自然保護連合の指定する絶滅危惧種にされたというニュースである。

近年はウナギが捕れなくてウナギの蒲焼の値段が高騰していたが、今年は稚魚が豊漁で値段が下がりそうだというニュースを聞いていたから、ウナギ好きな私としては喜んでいたのだが・・・。

今度は高騰どころか食べられなくなってしまう可能性も出て来た。

鯨肉も状況は似た様なものだろうが、我が家にとっては鯨肉は牛肉などの代用品であったから、食べられなくなってもさほど困らないが・・・。

ウナギが好きだと言っても、頻繁に食する訳ではない。値段が高いということもあって年に2〜3度食する程度でしかないのだが、ウナギは他のモノに代用が出来ないのだ。アナゴは形が似ていても食感も味もまるで異なるからアナゴでは代用にならない。

サザエさん一家も大好きなウナギの蒲焼は、日本の夏の風物詩として、食文化として何とか残してもらいたいものである。