一番目立ついわゆる「3面」記事(実際には29面)の四コマ漫画のすぐ横の場所に私の記事が掲載された。
去年の12月にヤフーオークションで入手した明治の奇術師で日本近代奇術の父と云われる「松旭斎天一」の掛け軸の記事である。
先般、このブログでテレビ東京の人気番組で私も大好きな「開運!なんでも鑑定団」から出演オファーがあったことを書いたが・・・。
嬉しい事に勝毎の記者が取材に来てくれたのである。
でも、こんなに目立つ場所に、それもこんなに大きく扱ってくれるとは・・・。
この掲載場所は勝毎の購読者なら必ず見るトピックスの面であるし、お悔やみの欄でもあるから、十勝の8万人が見たことになる。
街ですれ違う知人からは「新聞見たよ〜、テレビ出る時には教えてね〜」と声を掛けられる。
でも、まだ出演は保留のままなのである。
私が想像するに、恐らく松旭斎天一の書なんて一般の市場には出てこないから、鑑定団の鑑定人の中には、真筆か偽物かなんて分かる人がみつからないのではなかろうか?
テレビの画的には、天一の人生もエピソードも破天荒で面白いし、愛人で弟子の天勝は一世を風靡した女性マジシャンであるし、天一の親類であった天洋はデパートのマジック売場でマジック製品を販売する「テンヨー」の創始者であるし、その天洋の弟子が初代の引田天功・島田晴夫や私の師匠のジミー忍であるから、とても面白い構成が出来ると思うのだが・・・。
でも、鑑定する人が居なければ番組が成り立たないのかもしれないなぁ〜。
私の知人のマジック研究家で天一のことにも詳しい人間をテレビ局に紹介しようかしら・・・。