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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-08-14-Thursday 平原まつり

今日14日から3日間

帯広市の駅前通りである平原通りと、藤丸百貨店が交差する8丁目線の広小路を舞台にして「平原まつり」が開催される。

今年は帯広市のまつり予算が10%もカットされた。

その影響がまつりを始める前の企画段階から既に出ていて、平原通りの各丁目の主催する行事の予定がことごとく縮小されている。

「北の大地de大道芸フェスティバル」も例外ではなく。市の予算カットに合わせてそのまま予算がカットされている。

私をその種の会議に出席させてくれれば「冗談じゃぁないぞ!」と文句を言うところなのだが・・・。

去年の平原まつりの状況を見ても、各丁目が行なっている行事はマンネリ化してしまっていると感じた。クジ引き等のイベントでお茶を濁す、いわゆるモノで釣るようなイベントが多くなっている。

その他は踊りの団体や音楽団体に丸投げして場所を提供するだけというような感じにしか私にはみえない。

集客も勿論だが、観客の満足度も大道芸が他のイベントを圧倒していたように感じたのは私だけではないと思う。

あぁ、それなのに・・・。去年の大道芸でも予算はカツカツなのに、今年は更に削られてしまった。

帯広の大道芸には、世界の一流どころの芸人が来てくれているのだが、まつりの主催者側にはそんな認識がまるでないようなのだ。

それでも帯広の大道芸の質を下げたくないと、芸人のチョイスから交渉までをすべてやってくれているプロデューサーの金丸雪菜さんが大奮闘をしてくれて成り立っているのが現状なのだ。もはや雪菜さんの負担は限界に達しているだろうと思う。

今年も予算が削られた中でも、質を下げたくないと世界の一流芸人達を招聘してくれた。

帯広の観客も、さすが13年も続けていると大道芸の見方が段々と分かってきたようであるが、最初から超一流の芸人の芸しか見ていないから、例えばジャグリングでボールを5〜6個回して見せても「フ〜ン」という感じで当たり前にしか思わないのであるから困りものだ。

どこか余所の大道芸を見てきて、その違いを理解してから見てもらいたいくらいなのである。

今年も超一流の世界レベルの芸人さんが集まってくれた。帯広に初めて来てくれる「ストリートサーカス」「しょぎょうむじょうブラザーズ」「桔梗ブラザーズ」の3組の芸も素晴らしいとのこと、今年も期待大である。