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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-09-17-Wednesday 他人の顔と

昔から他人の顔と名前を覚えるのが苦手である。

ところが最近は、見知らぬ人から親しそうに声を掛けられる事が増えていてとても困惑しているのだ。

話しかけられた相手が何処の誰であるのかは、ほとんどの場合、私には分かっていない。

先日も札幌で大道芸を見ていたら、数人から「帯広の坂本さんでしょう?私、大道芸が大好きなんです。また来年も見に行きますから・・・云々」と声を掛けれらたし、某デパートの催事で試食していたら店員さんが「手品で消さないで下さいね」と言うので「私のことを知っているんですか?」と聞いたら「私、大道芸の大ファンですから・・・」」と言う。

昨晩も温泉銭湯で「社長!いつ何でも鑑定団に出るんですか?私もあの番組が好きなんですよ・・・」と声を掛けられた。

相手側は、どうやら私の顔と名前と趣味などを知っているようであるが、私には相手の名前がどうしても思い出せない。

元々、他人の顔と名前を覚えることが大の苦手であるが、どうも以前に会って話をしたような気が全くしないのである。

どうやら私が忘れた訳ではなくて、相手側が一方的に私のことを知っているだけのようにも思えるのだが・・・。

昔から新聞やテレビにはちょくちょく顔を出しているから、相手が私を以前からの知人であると錯覚しているのかもしれないなぁ〜。

名前を尋ねるのは失礼な気がして、ついつい相手を知っているかのようにして話を合わせてしまうが、逆にこれの方が失礼なのかもしれない。

相手側が最初に名前を言ってくれれば良いと思ったのだが、私ならきっとその名前と顔が一致しない場合の方が多いだろうし、そうなるともっと失礼になるであろう。

記憶力には相当な自信があって、かなり細かいところまでハッキリと覚えているのだが、事、他人の顔と名前だけが覚えられないのである。そう云う人は自己中心的な人間だというから、きっと私は自己中心的な人間なのであろう。

顔の自動認識装置というのが開発されたそうだから、SF映画にあるようにそう云う機械が眼鏡型にコンパクトになって会う人毎に名前などが分かるのは便利かとも思うが、かえって煩わしいだけかも・・・。

まぁ、これからは少しは顔と名前を覚える努力をすることにしよう。