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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-09-30-Tuesday なんでも鑑定団

30日21時から放送のテレビ番組

「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)を見ていたら・・・。

私は昔からこの番組の大ファンで、帯広市にテレビ東京系列のTVHの放送が映らない時にも、この番組見たさにケーブルテレビを入れて見ていたほどである。

番組中には「出張!なんでも鑑定団 in ○○」と云う、全国の地方都市に鑑定人が出張して、その地方のお宝を鑑定するコーナーがある。

今日は「神奈川県大和市」であった。

見ていたら、大きな「人魚姫のブロンズ像」を出品した人が居た。この大和市の名士で私学の学校を経営している方のようである。

どうも、どこかで見た事があるような像だなぁと思って見ていたら、私が10年程前に、帯広市内の骨董屋まがいの店から買ったモノと同じような品物である。

隣の部屋で別な番組を見ていた妻に「オ〜イ!こっちにおいでよ、面白いものが出品されたよ」と呼び掛けたのであった。妻は骨董品などにはまったく関心がないから、この番組はいつも見ていないのだ。

同じモノが我が家にあって、その値段が高ければ妻に自慢出来ると思ったのだが・・・。

この出品者曰く「骨董屋からは最初に400万円でと言われたが、すぐに100万円に値を下げたので買った云々・・・」と云う。

そうか400万円の価値があるモノなのかと思っていたら・・・。

鑑定結果は中国製の安モノで何と10分の1の価格の10万円であった。

出品者はガッカリした様子であったが、それ以上に私がガッカリした。

その様子を見て、妻が「あなたは一体いくらで買ったの?」と強い口調で迫る。

私は出品者よりは安く買ってはいるのだが・・・。

結局、私の眼にケチが付き、妻からも蔑みの冷たい視線を浴びただけであった。

それにしても、あの骨董屋め〜。

この私を騙すとは言い度胸をしていやがる。

でも、もうその骨董屋はすでに潰れてはいるが・・・。

やはり不誠実な商売をしている店の寿命は短いのであった。

この番組に出てニセモノだっただとか、価値が低いモノだったなどの評価を受けてガッカリする人の姿をこれまでに何人も見てきたが、その度に「お前の鑑定眼が低いからだよ、騙されやがってバカだね〜」と、私はさも鑑定眼があるつもりで高所から見てきたのだが、今回の一件でその自信が一挙に無くなってしまった。

こうなって来ると、先にこの番組のディレクターから出演オファーがあって未だ保留の状態になっている、私が所有する明治のスーパーマジシャン「松旭斎天一」の書の真贋もアヤシクなってきたぞ。

早く鑑定してもらいたいなぁ。