である「じゃがいもクラブ」の今年度最終例会が十勝カントリークラブで開催された。
5〜10月までの毎月一回(年6回)、開催されるコンペの成績によってポイントを付けて、年間のベスト10位まで表彰されるコンペである。
私は1987(昭和62)年に青年会議所に入会して以来29年も、このコンペに参加していて、いつもベストテンには入賞するものの、年間優勝の経験は一度もない。
とにかく一度は年間優勝をしてみたいと思い続けていたのである。
今年のゴルフの成績はこれまでのゴルフ人生32年間で最低の成績である。このコンペが今年30回目のゴルフであるが、今年は一度もアンダーの成績であがったことがないのだ。パープレーが一度あるだけなのである。
ハーフの内どちらかが30台後半の成績であがれても、もう片方が必ず44〜45を叩いてしまうのである。
この日、会場に到着して、これまで5回の成績表をみると、私は何と25点で7位タイにいた。トップは33点である。
今日の最終戦はポイントが2倍になるから、今日のコンペで優勝すれば逆転の可能性があることが分かった。
俄然やる気が出てきた。「よ〜し、今日は絶対に優勝してやるぞ!」と宣言してスタートした。
私の組の他の3人はわたしよりもポイントが下の人達であるから、まずはこの3人には負けないことが重要である。
前半のアウトコースは長い8mくらいのバーディパットが2つも入って38打であがることができた。
インコースに入って12番のショートホールで左に引っ掛けてOBを打ちトリプルボギーを叩いてしまった。
「あ〜、今日もダメか!」といつもなら、ここで諦めてしまうところだが、ここから驚異的な粘り腰を発揮して何とか後半は41打でまとめることができたのである。
グロス79打、ハンディ11で、ネットが68の4アンダーである。
これは優勝だろうと思ったら・・・。
優勝はハンディ36の人が101で回ってネット65。準優勝はハンディ34,5の人が102で回ってネット67,5。
私はベストグロスで3位であった。
この日の優勝、準優勝者は年間ポイントでは下位にいたので影響なし。
年間ポイントが上位に居た連中は皆成績が悪かったので、私が大逆転、43点で念願の年間優勝をすることが出来たのであった。年間準優勝者のポイントが39点であったから、8点差をひっくり返して、逆に4点差をつけたのであった。
優勝賞金は10万円の商品券と副賞はグリーンジャケット(4万円)。
この日の3位入賞とベスグロ賞、ニアピン賞と合わせて12万円分の商品券をもらったのであった。
1000円の商品券が120枚だとさすがズシリと重たい。
恒例の優勝者、準優勝者の経費負担による2次会を開催するが、そこで8万円も掛かってしまった。
家に帰って妻に報告したら「おめでとう、良かったね。ありがとう」と言って商品券を全部持っていってしまった。
こうしてゴルフが出来るのも妻のおかげであるから、ゴルフの商品券はいつもそのまま妻に渡すことになっている。
さすがに120枚の商品券を渡すと妻も嬉しそうである。
念願叶って年間総合優勝が出来たので、私はもっと嬉しい〜。