著書の「カンボジア密林の五大遺跡」石澤良昭・三輪悟共著、連合出版刊が届けられた。
今回は現在の上智大学アジア人材養成研究センター研究員で現地カンボジアのセンター責任者である三輪悟さんとの共著である。
石澤教授は帯広市の出身で三条高校を卒業されている。
1995年から帯広市の大学設立の委員会で、委員だった私は、副委員長だった石澤先生との知己を得た。
その縁で、2000年7月に、十勝環境ラボラトリー(TKL)の国際環境大学公開講座の講師に、石澤先生を招聘した時に、同じ、三条高校から上智大学へと進んだ石澤先生の後輩にあたるアサノカメラ堂の浅野祐一さんが参加した。
講演を聞いて感動した浅野さんが、尊敬する石澤先輩に、遺跡発掘作業の為に自動車やクレーンなどを寄贈するということになり、会うきっかけを作った私が、そのお手伝いをやったことで、その恩恵に浴しているという次第である。
この自動車などの寄贈式をカンボジアで行なうというので、私も浅野さんに同行してこれまで4度ほどカンボジアに行っている。
その都度、石澤先生のご案内で、普通の旅行者などは入れないような遺跡にまで連れて行ってもらって解説をしていただいた。
遺跡研究の世界的権威の石澤教授にご案内いただけて、おまけに詳しい解説までしていただけるのだから、こんな贅沢な遺跡巡りはそうはないだろう。
浅野さんのお陰でとても良い思いをさせてもらっている。
今回頂いた本の中には、その時に連れて行ってもらった遺跡も含まれているので懐かしく読んだのであった。
去年の年末に浅野さんがまた自動車を寄贈したが、その寄贈式はまだ行なわれていない。カンボジアは暑い国だから、涼しい12月頃に行なうのではないかと推察している。
そろそろまたカンボジアの遺跡を見たくなったなぁ〜。