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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-11-05-Wednesday トランプの壁

マジック博物館の展示物を

並べ始めたが・・・。

来週の日曜日に、マジックの師匠である故ジミー忍師の奥さん、マコママが帯広に来る。「のんびりやっとったら、私が生きてる内に完成せ〜へんぞ!ハッパ掛けに帯広に博物館の進捗状況を見に行くで〜」との連絡が入ったのである。

きっかけは何にせよ、博物館の仕事を急がなければならなくなるのは良いことである。こう云うことでもない限り仕事が捗らないからだ。

まずは、「トランプの壁」だけでも完成させようと頑張ったのである。

1000個以上もあるトランプを、大工さんに作ってもらった棚に並べてみたのだが・・・。

棚には傾斜をつけてあるのだが、トランプのバランスが悪くて不安定なものは、ちょっとした振動で落ちてしまう。地震が起きたら全部崩れてしまうかもしれない。

落下防止に、釣り糸で留めることにしたが、1個1個、間をビスで留めないと緩んで落ちてしまう事が分かった。

DIYからネジ釘を買って来て、ネジまわしで留め始めたが、1個ずつ手で締めたら腕が痛くなる。1000個以上のネジ釘を手で絞めることは大変だ。もう一度DIYに行き、小さな電動ドライバーが3980円で売っていたのでそれを買うことにした。

電動ドライバーはこれまで使ったことがなかったから、最初はなかなか難しい。直接、壁にネジ釘を入れようとすると、ドライバーの先が遊んでしまって上手く回らない。

結構、大変な作業である。その内に慣れて来て段々上手くなってはきたが、それでもネジ釘を壁に入れるのに釘が暴れてしまう。

ネジ釘が足りなくなったので、買い足しにDIYに三度行く。「目打ち」が売っていたので、そうか!これで最初に壁に穴を空けておけば簡単に出来るぞ!と思い付いたのであった。

何事も経験しながら工夫すれば、少しずつ賢くなってくるものだ。

作業のスピードが格段に速くなってきた。

棚を下から並べ始めたが、上の方は脚立に昇っての作業である。私は軽度の高所恐怖症なので冷や汗をかきながらの作業になった。

棚が一杯になった。壁一面がトランプで埋まった景観はなかなか見事なものである。

1000個のトランプの中には、まったく同じものが150個以上もあったからそれらを省いて並べたのだが、並べきれていないトランプがまだ50個ほど余っている。

最初に計算した時には間に合う筈だったのだが、釣り糸をビスに巻き付ける作業では、手が入る隙間が必要なので、トランプとトランプの間隔が当初の予定よりも広くなってしまったのだ。

しかし、どうせなら全部並べたくなった。

急遽、大工さんを呼んで、棚をつけ足してもらうことにしたのである。

何とかマコママが来る前に、トランプの壁だけは完成させたいと考えているが、何とか間に合いそうで一安心した。