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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-11-20-Thursday 妻と毒

似ている漢字である。

新聞の見出しで「夫毒殺・・・」とあった。一瞬『「夫妻」を「殺した」事件』の見出しかと錯覚してしまった。

『「妻」の字の下は「女」』で『「毒」の字の下は「母」』である。

「妻」の語源を辞典で調べてみると「婚礼の髪飾りを着けた女性」を表わすとか「箒を手に持って仕事をする女」の意とあった。

一方の「毒」は「くさ」の象形とか出ているがよく意味が分からない。

まるで異なる文字なのだが、形が少しだけ似ているだけなのだろう。

でも、「毒」と言う文字のイメージからは「母」という字よりも「女」という字の方が合っているだろうと思う。

そんな事件が発覚した。

今回殺人容疑で逮捕された京都の67歳の女性の周りで亡くなった夫とか交際者の男性が4人以上もいるらしいというから驚いた。

自分では単に薄幸の女だと言っているようだが・・・。

今回の捜査で押収した証拠品の中から青酸化合物の成分が検出されていたというから恐ろしい。

かなり前に妻をトリカブトの毒で殺したとして男性が捕まった事件があったが、今回は女性が夫を毒殺する真逆の事件である。

この女性は犯行を否認しているというから、本当に幸の薄い女性で、夫が次々に亡くなってしまったのかもしれないので、まだ決めつける訳にはいかないが、状況をみるとかなりアヤシイ感じがするなぁ〜。

前の夫が生存中にも、次の獲物を探して「婚活」をしていたらしいというから、それが本当なら、チャップリンの映画「殺人狂時代」の女性版みたいなものだなぁ〜。

最近は、ツレアイに先立たれた老人や熟年離婚した人が、再婚相手を探す婚活が流行っているとワイドショーでもやっていた。

独り暮らしなら寂しさを感じるのだろうなぁ〜。

私と妻は、夫婦というよりも友達というか同士というか、そういう関係だから仲良く、楽しく暮らしていられるのかもしれない。

金、金、金で他人の生命を奪おうなんて、卑しい気持ちにだけはなりたくないものである。