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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-11-23-Sunday 松山優勝

男子ゴルフのダンロップ・フェニックス

トーナメントで松山英樹が優勝した。

このコースは今年2月に帯広信用金庫の信友会というゴルフの会で宮崎県に冬季の遠征に行った際にプレーしたコースである。そのコースを思い出しながら楽しくテレビ観覧した。

前日まで2位に2打差の単独首位でスタートした松山は15番のミドルホールでボギーを叩いたが、このプレーは何だか昨日の自分のプレーを見ているような気になった。

15番では同スコアで首位に並んでいたB・ジョーンズも松山もドライバーショットを左のラフに打ち込んだ。そこからジョーンズはグリーン左に大きく曲げて球は樹の根元に止まった。一方の松山はセカンドショットをグリーンの右ラフに外した。ボールの状況としては松山の方が遥かに良い。ジョーンズは樹の根元から第三打を無理して打ってチョロ、続く第4打も何と珍しくチョロをした。まるでアマチュアの私がプレーしているような連続ミスである。カップまではまだ10m以上もあるから、ここから寄せてワンパットで入れても6打になるからダボが必至の状況である。

ジョーンズはカップまで確認に行くことなくヤケで簡単に打ってしまったように見えたが、何とそれが直接カップインしてボギーで済んだのだ。

この状況でダボなら完全に優勝争いから脱落だし、集中力も切れてしまうところだが、ここでのボギーは大きい。精神的にはパー以上に価値があったろう。

ゴルフは自分との戦いだから、本質的には相手を気にしなければ良いのだが、ダボは必至でライバルが脱落したなぁと思ってホッ気を許しているところに相手にグリーンの外から直接入れられたのだから精神的なショックを受ける。

冷静にプレーしようと思ってもなかなか難しいものなのだ。

プロの松山にもそれが出てしまったようだ。寄せのショットをミスして7m程もパットを残してしまいパーパットも外してボギーを打ってしまった。ライバルが落ちたと思ったのに、逆に自分も一緒に落としてしまったのだから相当に悔やんだだろうと思う。

私ならここからガタガタになるところだ。

松山にも精神的ショックがあったのだろう続く16番でも連続ボギーを打って2位に落ちた。しかし、ここからが松山のスゴイところだ。

17・18番と連続バーディで、先に−15打で上がっていた岩田寛とのプレーオフに持ち込んだのだった。

大学の先輩の岩田とのプレーでは、岩田が崩れてしまったので面白くなかったが、あっさりと松山が優勝した。

つくづくゴルフは精神力のスポーツであると感じた。

私も松山を見習って、諦めない精神力を養おうと思ったのであった。