帯広市文化スポーツ振興財団設立30周年記念の第3回帯広市民バレエ公演「くるみ割り人形」が開催される。
この「くるみ割り人形」の音楽はチャイコフスキーが作曲したもので、音楽もストーリーも私でも知っている有名なバレエである。
私の娘2人が小学・中学とバレエを習っていたアンジュバレエ教室の前塚典子先生が関係しており、その前塚先生から妻に「11月24日に文化ホールでマジックを教えて欲しい」との依頼があった。
私に何の相談もなく勝手に承諾してしまうところが妻らしいが、少しは私の都合も聞いてから承諾して欲しいものである。まぁ、空いていたから良かったようなものの・・・。
「くるみ割り人形」にはクリスマスのパーティの場面がある。
そのパーティでドロッセルマイヤーと云う男性の登場人物が、マジックを演じるのだが、そのマジックを教えて欲しいというのだ。
以前にも帯広の別のバレエ教室の先生からの依頼で「くるみ割り人形」のドロッセルマイヤーの演じるマジックを指導したことがある。
その時にはシルクのハンカチをただ出すだけの極々簡単なマジックであったが、今回は、簡単で尚且つ派手目なマジックを教えて欲しいと言う難しい要望なのだ。
準備中のマジック博物館に来てもらったら、その場で数ある道具の中から選べるのだが、24日はリハーサル日で、ドロッセルマイヤー役の踊り手が東京から飛行機で来るので時間が無いと言う。
いくつか簡単で派手目なマジック道具をみつくろって文化ホールに出向いたのであった。
30分ほど指導したら出来るようになる簡単なマジックであるが、観客が驚くようなマジックをやりたいという希望にはなんとか答えることは出来たと思う。
前塚先生からは本番の入場券を頂いたので、楽しみして観にいくことにしよう。