«前の日記(■2014-12-06-Saturday) 最新 次の日記(■2014-12-08-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-12-07-Sunday インターステラー

映画「インターステラー」を観て来た。

前評判では「相対性理論」を理解していないと解釈がかなり難しいとか何とか言われていたが・・・。

相対性理論は高校生の頃にすごく興味があって、講談社の科学新書のブルーバックスを読んで勉強したことがあったが、結局はよく分からなくて挫折した経験がある。

「ブラックホールには時間も捉えられる」とか「浦島効果」とかは覚えていたから、大まかな意味はある程度は理解できるものの・・・。

この手の映画こそ、まだ観ていない人の為に、ストーリーや謎解き等を詳しく書くべきではないだろうから、ここでは書かないことにするが・・・。

チラシに載っている程度のことで話を進めよう。

人類滅亡が近い地球から、他の銀河系の惑星へ、人類を移住させようとする元宇宙飛行士の男親と、地球に残る多感で頭の良い娘との愛の物語である。

地球滅亡の原因などには一切触れていないから、なぜ地球が滅亡するのかは分からない。でもこれが、映画の手法としてはなかなか面白い作り方であると感じた。観客の感性に任せるということなのだろう。

3時間近い長〜い映画であるが、実はストーリー展開的にはかなり端折っている映画でもある。端折り過ぎて意味不明の箇所も多いのが難点でもあるが・・・。

伏線も至る所に張られていて、最後にア〜ッあれがそうだったのかと思わせるところも随所にあるし、ところどころに手に汗握る緊張感がある場面もある。

ただ、どうも最近のアメリカの宇宙映画は映像は美しいのだが、そんな馬鹿な!そんなこと絶対にアリエナイだろうというような場面が多い。

まぁ、荒唐無稽な映画だからこそ許される展開なのかな〜?

でも、観終わった後にどう考えてみても解せない箇所があった。かなりの損傷を受けた宇宙船を、操縦士でもない科学者が、操縦を手助けするロボットも無しで、脱出がかなり難しい場所からどうやって一人で宇宙船を操縦して、目的の星に無事に到着することが出来たのだろうか?という点である。これもこの場面を端折ったのか、それとも監督に何等かの意図があったのかは最後の最後まで不明のまま・・・。

これは私にとっては最初からチンプンカンプンの相対性理論よりも、解釈が難しい難問であった。

観終わった後での妻との感想は、日本の昔話の「浦島太郎」や「かぐや姫」は本当にあった話ではないのか。ということであった。

まぁ、この映画に関して書けるのはこんな程度かな・・・。