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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-12-14-Sunday 日曜日

迷惑な師走の選挙の投票日である。

足の悪い84歳の母が「選挙に行かないかな」と云うのを「車で行くから一緒に行こう」と誘って9時に投票に行った。

今回の選挙は投票率がかなり悪そうだから、投票所も空いているのかと思ったのだが、案外と大勢の人が投票に来ていた。

比例代表の投票用紙を受け取ると、一番最初の欄に「支持政党なし」と云う欄がある。

あぁ、今回からは「支持政党なし」と云う欄を新たに設けたのだなと思ったら・・・。

よくよく見たら「支持政党なし」と云う「党名」で届け出をした人が居たようなのである。しかも何と一番最初の欄にあるのである。

どこか途中の中ほどの欄なら、「政党名」なんだとまだしも気が付き易いだろうが、一番最初の欄にあるのがミソであった。この位置なら「支持政党なし」の人が間違って書いてしまう可能性が増えるであろう。

私は、もちろん事前に気が付いたので自分の支持する政党を書いて投票したが、これでは、まるで「手品師」のやり方みたいな巧みな騙しの技法である。

投票し終わってから、妻と「よく選管がこの党名で受け付けたもんだね」「上手い事考えたもんだけど、でもこれは今後問題になるんじゃぁないだろうか」と笑いながら話したのであった。

母を投票所から自宅に送って、その後、妻と二人で帯広美術館にムーミンの作者であるトーべ・ヤンソン展を観に行った。

「ネェ〜ムーミン、こっち向いて〜」という唄は何度か聞いたことがあるが、「ムーミン」の漫画はまだ見たことがない。どうにもトロ〜イ漫画のような気がして、これまで見る気がしなかったのである。

妻はそのトロさというかノンビリさが良いのだと言うのだが・・・。

観に行くと妻が「貴方は腹が出ていて短足だから何だかムーミンパパの体型にそっくりだ」と笑いだす。何て失礼な!

美術館には子ども連れの親子が大勢来ていたし、グッズ売り場ではムーミングッズの売れ行きも良いようである。日本のマンがには少ない、このホンワカとした雰囲気が、この世知辛い世の中を癒すようで受けるのかもしれないなぁ。