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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-12-16-Tuesday 選挙結果2

大物と云われる人が随分と落ちた。

象徴的だったのが、何と云っても野党第一党、民主党党首の海江田万里の落選である。選挙区で落選し、比例復活もならなかった。

東京のような大都市での選挙は、地方の選挙とは違ってドップリとした地域密着型選挙が出来ないから候補者は毎度毎度大変であろうなぁ。

その点で、疑惑の最中にあった小渕優子が圧倒的な勝利を挙げた群馬5区とは対照的であった。

しかし、小渕優子はこれからの捜査によっては、連座制で議員失職する可能性もあるから、そうなるとこの圧勝がかえって群馬の足かせになることもあるだろう。「人間万事塞翁が馬」であるから、果たしてこの結果が小渕優子にとって吉となるのか凶となるのか・・・。

疑惑で落選といえば、もう一人、渡辺喜美が居た。この人の選挙前の行動はまるで理解が出来なかった。

自ら自分が作った「みんなの党」を崩壊させる方向に動き、結果、自身も無所属となって比例には登録をできなくしたのはまるで理解不能である。

離婚したとかしないとかよく分からない関係の(元?)妻が一緒に選挙戦を戦ったりして、これまた人間関係もよく分からない。栃木3区は父親時代からの「渡辺王国」だから自分の選挙は安泰だとでも思っていたのだろうか?

蹴落としたはずの元党首の浅尾慶一郎が神奈川4区の選挙区で無所属で楽々当選したのとは対照的であった。

栃木3区の有権者は、まだ群馬5区の有権者よりもまともな判断を下したということであろう。

私が住んでいる北海道11区も、これからが大変であろう。

中川郁子が自民党で当選したが、「TPPには絶対反対で十勝をTPPから守る」と訴えて当選した。しかし、安倍内閣はTPPを推進するであろうことはミエミエである。

自身の選挙公約と自民党の政策とがまるで反対の立場になった場合に、彼女は果たしてどう動くのだろうか?

守ろうと努力してみたけど、ダメでしたで済ませるのだろうか?

安倍内閣は今回の選挙は「アベノミクスの信任」と言っていたが、今回の圧勝で、集団的自衛権やTPPなど、全ての政策の信任を受けたと言い出すであろう。これから安倍の大暴走が始まる気配が濃厚である。

安倍晋三の幼児性の性格が恐ろしいことになるような気がする。