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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2014-12-20-Saturday マジック忘年会

以前このブログに、

帯広に、転勤族で腕の良いアマチュアマジシャンが3人揃ったということを書いた。

それぞれの職業は自衛隊員、銀行マン、生保マンで、全国各地を転勤で移動しているのだが、今年、偶然にも帯広に転勤になったのである。

おおよそ2〜3年で転勤になると云うが、いつまた会社の命令で転勤することになるかは分からないと云う。

PCの機械操作は、私の不得意分野であるからあまり見ないのであるが、ネット上のYOUTUBEでそれぞれ映像を発信している人達で、オリジナルのマジックを創作している人達でもある。

それぞれに芸名(?)を持って活動していて、ミスター。セリックさん、スペンサー・トリックスさん、まじまじしゃんさんと名乗っているが全員純粋な日本人である。

3人ともマジックを頻繁に披露する機会が多くて、ほとんどプロの状態に近いいわゆるセミプロという感じである。

現在の職業を辞めても、マジックを本業に出来るレベルの腕前なのである。

マジックは、他人に見せる回数が多いほど上達をするものだ。観客のそれぞれに異なる反応に、的確に対応していくことで腕が磨かれていくのだ。

私の様に「昔取った杵柄」と云うタイプは、本格的なマジックを披露する機会も少なく、せいぜいが自分一人で鏡を見ながらの練習でしかないので、観客への対応の勘が著しく鈍っている。上手く見せられないから、改めて披露することが億劫になってきて、ますます人前で演じなくなってしまうと、今度は腕が鈍ってくるのである。

そんな中で、現役で活躍しているマジシャンと一緒に居てマジックを見せてもらうと云うのは、とても刺激になるし、楽しいことなのである。

今年7月末に4人が初めて集合して飲んだ時以来、単独で会うことはあっても、4人全員が揃ったことがなかったので、4人でマジック忘年会をやろうよと呼び掛けたのであった。

今年の12月初旬は選挙、先日は爆弾低気圧の来襲で一晩で60㎝の大雪などがあったから、繁華街は閑古鳥が鳴いていた。

それを取り戻すべく、この週末の金曜日と土曜日が、一番の稼ぎ時であろう。特に19日の金曜日は、それぞれの昼間の仕事の会社の忘年会が入っていてスケジュールが合わない。

ようやく20日土曜日の18時からと云う時間帯を決めたのだが、今度は会場がどこも満杯なのである。

それぞれが最低3つのマジックを披露し合おうと決めたから、ある程度の広さが必要になる。一般のお客さんと同席してしまうと、タネが見えてしまったり、他のお客さんに余計な気を使ってしまうので、個室がベストであるが、個室のある飲食店の空きは皆無である。

帯広市内の飲食店を軒並み当たってみたが、どこも満杯で取れなかった。大家のお願いとして、自社ビル内の居酒屋に頼みこんで5人掛けの席を何とか確保してもらったのであった。

前日に、妻とまじまじしゃんさんの奥さんが参加することになり、狭くてマジックを披露する空間が無くなってしまったのである。

とりあえず、この居酒屋で飲食をして、製作途中の3階のマジック博物館と6階のマジック図書館を観てもらい、そこでしばらく遊んでから、マジシャンの溜まり場のバーに6人で向かった。

ここで0時までそれぞれのマジックを楽しみながら、マジック談義に花が咲いたのであった。実に楽しい夜であった。