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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-01-10-Saturday 連休初日

息子が職場に戻ってしまい妻は寂しいと言う。

娘達が帰っても何とも感じないと言うのに・・・。

妻曰く「娘たちは私に似て性格がキツイからどんな状況でもマイペースで生きていけるけど、息子は娘達と違って心根が優しいから・・・」と。

そりゃ〜そうだろう。息子は私に似て性格が優しいからなぁ。

そういえば、年末の大掃除の時も、息子に頼んだ仕事は業者に頼んだ如くにキチンとしていたが、娘に頼んだ方は・・・。

今回帰郷して、息子は自分が得た給料で、「かあさんに洗濯機を買って上げる」と言ったという。嬉しくて涙が出たと云うが「気持ちは有り難く受取っておくから、自分でちゃんと貯金しておきなさい」と優しく断わったのだそうだ。「娘からはそんな優しい言葉は一度も掛けられたことがないのに」とも言っていた。

どうも我が家を取り巻く「気」は、女はキツク、男はヤサシクさせるようである。

30年前に俳優の津川雅彦さんと一緒に仕事をしたことがあるが、その時に津川さんが「女の本性というのは本来がキツイものだ、だから小さい時から『女らしく』しなさいという教育をされる。一方、男は本来がヤサシイから『男らしく』しなさいと教育されるのだ。それで丁度よい塩梅に育つのだ・・・」と言っていたことを思い出した。

案外当たっているのかも・・・。

寂しいから映画でも見て気分を紛らわせようと云う。新聞の映画館の上映リストを調べたら、冬休み中だからなのだろう子供向けの映画が多い。

大人向けの映画はほとんど観てしまっている。

仕方ないので「美女と野獣」を観ることにしたが午前中の上映である。休日はノンビリ寝ていたいのに・・・。私も優しいから、ついつい妻に付き合ってしまうのである。

フランス語の映画で実写版であった。以前に観たディズニーアニメの「美女と野獣」とは内容もかなり異なる。

映像はキレイであったし、こんな物語りだったのかと思いながら、まぁまぁある程度は満足をした。

ただ、王子様はもう少し若くてイケ面の男優の方が良かったのではないだろうか?妻もそう言っていたから、ここでは意見が一致したのであった。

昼に、以前に良く行っていたラーメン屋の近くを車で通ったので、久し振りにここで食べようということになった。以前は親父さんがやっていたのだが、現在は娘さんがやっている。

何だか以前の味とは異なるように感じた。特に麵の違いが気になった。しばらく振りに食べたからだろうか。でも流行っていたようで客は絶え間なく来ていたから、この味も人気があるのだろう。

ラーメンほど「美味い」という人の好みが違う食べ物ってないのではないだろうか?

そのまま夕食の買い物に行くと云う。息子に送る荷物の中に色々なものを同封して送るのだと云う。その中にバスタオルを入れて上げたいが、タオルは買ってそのままだと水分を吸わないから、一度洗濯をしてノリを取って、すぐに使える状態にして送るのだそうだ。息子に対しては随分と優しいじゃないか。優しさに対しては優しさで応えるということか。

買い物をしている内に「休日で暇だろうからアナタ何を作る?」と言う。私には夕食を作らせようというのか・・・。

まぁ、私も料理は好きだから喜んで作ることにしたのであった。

妻の実家の分も作るとなると、おのずとメニューは決まってくる。今日はキーマカレー(挽き肉で作るカレー)でいくことにした。私は挽き肉同様に、具材の人参、タマネギ、ジャガイモも小さくカットして、年寄りに食べ易く作るのである。

私は決まったルーティンで仕事をすることが苦手である。いつも新しいことをやってみたくなるのだ。今日のカレーはカットした具材以外にも色々なものをすり潰して入れることにした。タマネギ、人参、リンゴ、バナナをすり潰して入れてみたら妻と母にはフルーティで美味しいと評判が良かったのであった。

食べ終わった後には温泉銭湯に行く、妻は年末年始で身体が疲れているからマッサージを受けたいという。私も腰がバンバンに張っているので同意した。

結構、充実した休日であった。