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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-01-24-Saturday 穏やかな日

今日は温かい一日である。

温かいと言っても、真冬である。最高気温は+1℃くらいであろうか。路面の雪が融けている。

十勝では、普通、冬の気温を言う時にいちいち「マイナス何℃」と「マイナス」を付けずに言うのが慣習になっている。マイナスの気温であるのが当たり前だからだ。逆にプラスになった時に「プラス何℃」と「プラス」を付けて言うのである。

昔、北海道の真冬の寒い外で長い会話をしたら、口の中が凍ってしまうから、当たり前のことは省略して会話時間を短くするのだと言っていたことを思い出した。

気温の感じ方は相対的なもので、例えば真冬にマイナス15℃以下の日が続いていて急にマイナス8℃くらいの気温にでもなったら、外で交わす挨拶は「今日は温かいね〜」ということになる。

東京辺りの人が聞いたら「マイナス8℃で温かい? あんたら少し頭がオカシインじゃない?」と言われそうであるが・・・。

人間の感じ方なんてそんなもんである。

天気が穏やかで温かいから、我が家と母の家を繋ぐ通路に、屋根の雪が落ちてきた。

温かかくて雪が融けているとは言ってもそれは太陽が当たっている箇所だけで、日陰の場所は凍ったままである。通路にも雪が氷になった箇所があったので、それを取り除くことにした。母に転ばれて骨折でもされたら私の方が面倒みるのが大変になるからだ。

表面は、プラスの気温で若干は融けていたが、下の方はガチガチに凍っている。スコップでは歯が立たないので、ツルハシを持って来て割り始めた。

通路の路面にはインターロッキングというレンガ状のブロックを敷き詰めてあるが、あんまり思いっきりツルハシを打ち込むとこの路面をも割ってしまうことになるから力加減が結構難しいのだ。ただ力任せにやれば良いってもんではないのである。

30分以上もツルハシを使って、路面を傷付けない様に慎重に作業をしたら背中と左腕の筋肉が攣ってしまった。

かなり変なところに力を入れながらやっていたようで、身体にとって不自然な筋肉の使い方であったのだろう。

あんまり背中が痛いものだから、夕食を終えた後に、温泉銭湯に行ってマッサージを受けてきたのであった。

結局、高い氷割り代になったのであった。