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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-02-01-Sunday ゴーン・ガール

昨日は一日中、今日も朝から本ばかり読んでいるので

妻が映画を観に行きたいと云う。

何を観たいのか聞くと「今年の正月に安倍首相が昭恵夫人と一緒に観に行ったと話題になった『ゴーン・ガール』を観たい。かなり怖くて面白い映画らしいよ」と言う。

映画館の予告編で何度か観たが、奥さんが行方不明になって、その夫に嫌疑が掛かる映画であるというのは知っていた。

何故にこんな映画を観たいと云うのだろう・・・?

読書以外にすることもなかったので付き合うことにした。夫婦50歳割引制度で観れば夫婦二人で2200円である。大人一人の料金が1800円だから、普通なら二人で3600円になるが、この制度なら1400円も安くなる。1杯220円のコーヒーを二人分注文しても、まだお釣りが来るから、何度もこのブログに書いてもいるが、こんなに安価な娯楽はないと思っている。

この映画は2012年に発表されたギリアン・フリンの同名小説を映画化したもので作者のフリンが脚本にも参加している。監督はデヴィッド・フィンチャー、主演は夫役のベン・アフレックと妻役のロザムンド・パイクで「R15指定」の映画であるから、かなり際どい表現があるのかもしれないし、上映時間も2時間35分とかなり長目の映画である。

予告編から感じたのはかなり退屈する映画だと思っていたが・・・。

ある意味で、これまで観た映画の中で一番オソロシイ映画であったと思う。2時間半という上映時間もアッと云う間に過ぎてしまった感じがした。

例によって映画の内容は、まだ観ていない人の為に、敢えて明らかにはしないのが私の方針であるが、この映画は特に内容を書いてしまうとネタバレになってしまう可能性が高いので慎重に書かねばならない。それほどの「どんでん返し」がある映画である。

安倍首相がよく昭恵夫人と一緒に観たなぁと感心してしまった。

恐妻家にとっては、とってもオソロシ〜イ映画である。

「サイコパス」の人というのはこんな感じなのかなぁ〜。こういう人って大勢居るのかなぁ〜。

奥さん役のロザムンド・パイクは実に良い女優であった。映画の最初の顔や雰囲気と後半の顔と雰囲気の違いがスゴイ、女性は化粧だけでこんなに変われるものなのだろうか?

後々までズ〜ッと尾を引く映画であるなぁ〜。妻が私にこの映画を観せたかった理由が分かったような気がする・・・・・・・・・・・・・。