昨日の強風でできた吹き溜まりの雪が、昼間のプラスの気温によってビチャビチャに融けてシャーベット状になっている。
この時期のシャーベット状態がこれまたやっかいなのである。中心街の交差点にある排水口の周りをシャーベットが塞いでしまい、融けた水が排水口に流れていかないものだから、大きな水溜りが出来て横断歩道を渡れないほどだ。信号を待っていると車がこのシャーベットを跳ね上げながら走るから、離れて立っていないと全身に浴びてしまうことになる。
17時に退社して自宅に戻った。日照時間がかなり長くなってきていて17時ならまだ外が明るい。
我が家と母の家の間の通路に出来た吹き溜まりもシャーベット状態になっていた。通路にこのまま放置しておいて、明日の朝に気温が氷点下になったら、これがガッチリと固まってしまってスコップでの除去が難しくなるから、まだ明るい内に除雪してしまおうと思い、スーツ姿のままでこのシャーベット状の重たい雪を除雪し始めた。
私はもともと腰痛持ちである。昨日の吹き溜まりの固く締まった雪を除雪してかなり腰に負担が掛かっているところに、この超重たい雪を高く積まれた雪山の、更にその上にまで投げ上げなければならないものだから、遂に腰が悲鳴をあげたのだった。
スコップで雪を放り投げる時に、一方向にしか動作をしないものだから、右の腰から背中に掛けての筋肉がバンバンに張ってしまったのだ。私のスコップの持ち方は左手が前になって柄の部分を持つ形になる。この逆の持ち方だと力が入らないのだ。
こりゃぁ〜まずいぞ。
すぐに馴染みのマッサージ師に電話をしてマッサージを受けたら「坂本さん、こりゃぁ〜ヒドイ状態だ身体が曲がっている」といつもの倍の2時間も揉んでくれたのだった。
背中に湿布薬を貼りまくってなんとか動けるようにはなったが、まだ腰が痛い。
急に寒くなったり、急に温かくなったり、急激な変化をしないで欲しいものである。