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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-02-22-Sunday 日曜日

朝、母の家にいつものお灸をしに行くと

今日は、買い物に行きたいので連れて行って欲しいと云う。

指定時間は11時半。この時間に行くには理由がある。3人で一緒に、昼食を外食で済ませようということなのである。

母も、最近は滅多に外に出なくなったから、今まで行ったことのない新しい店に行くのが楽しみのひとつなのだ。

母のリクエストは、以前から気になっていた店だが、なかなか行く機会がなかったという和食の店Sである。私も妻も、まだ行ったことのない店であるから、私達も楽しみである。

1階は店舗で、2階を改造して飲食店に替えた店だ。

靴を脱いで2階に階段で上がるタイプの店だが、母は足が悪いので靴の着脱や階段の昇降が苦手なのである。私達夫婦が2人が介添え役でいる時でなければ、こういった店にはなかなか入れない。

まだ正午になっていないので客は私達の他に1組だけであった。メニューを見ると、昼食なのに○○御膳などのセット物だけで単品のメニューがない構成である。3人共小食であるから、このメニューだとちょっと量が多いような気がするが、他のメニューは無いから仕方がない。3人共異なるモノを注文して、少しずつシェアしようということになった。

店員は、料理を出すまで少々時間が掛かると云う。別段、急ぐわけでもないからノンビリ待っていたが、昼食で注文してから出てくるまでに30分は待たせ過ぎだろう。

出て来た料理の味は私達家族にはイマイチ合わなかった。まぁ、美味いマズイは主観だからね〜。

食後に近くのショッピングセンターに行って買い物をする。私は母の介添え役で、母が事前に書いたメモを見ながら、母が押すカゴの中に商品を入れていく。妻は別のカゴを押しながらの別行動である。

買い物を終えて母の家の玄関まで荷物を運ぶ。私は運転手兼荷物運び役である。

母も、家の中だけで出歩かないというのもよろしくないし、たまにこうやって買い物に出掛けることで、刺激にもなるから、ボケ防止や健康維持にも役立っているだろう。それでも、たったこれだけの外出でも疲れるというのだから、やっぱり年を取ったということなのだろうなぁ。

妻を家に置いて、私だけ書店に行く。駅前の書店が店を大きく改装したから、どのようになったか見に行ったのだ。

私は本が好きで、ほとんど活字中毒みたいなものである。常に活字を目にしていないと落ち着かないのだ。本屋に行って背表紙を眺めているだけでも心が落ち着く。

今日、家に戻っても他にやることがないから1冊の新書を購入して帰り、夕食までに読み終えてしまった。読むスピードも速いのである。

最近の日曜日の夜のパターンは決まっている。17:30に母を家に呼んでテレビの笑点を見ながら夕食をとる。18:00からBS放送でNHKの大河ドラマを見てから母が戻る。その後は、温泉銭湯に行って汗を流し、21:00から日曜劇場の「流星ワゴン」を見るのだ。

この流星ワゴンは視聴率が悪いらしいが、私は面白いと感じている。ただし、このドラマの「人生を何度もやり直せる」というテーマは好きではないが・・・。

人生は一度切りだから面白いのだ。やり直しが効かないから、その都度、その瞬間に全力を尽くすのである。後から何度でもやり直せるなら、誰も真剣に人生を生きなくなってしまう。

まぁ、あくまでも小説を原作にしたドラマだから、その設定に文句を言っても始まらない。ドラマは見ていて面白ければそれで良いのだ。

この日の放送では、香川照之がゲラゲラと笑わせてくれた。30年後の自分の嫁さん(倍賞美津子)の顔を見て「見る影もなくなったなぁ、化けモンみたいじゃ〜」みたいなセリフを言った。このセリフはきっとアドリブなのであろうと思うが思わず吹き出してしまった。

今日の昼間から、鼻水が止まらない。温泉でたっぷりと汗をかき、ビタミンCを摂取したからすぐに治るかと思ったのだが・・・。

夜中にウナサレテ「おかぁ〜ちゃん!」と叫んで飛び起きた。自分で自分の声に驚いて目が覚めたのである。どうも熱があるようだ。

妻も私の声に驚いて起きたが「おかぁ〜ちゃんて一体誰のことなの?、母親のことは、ばぁ〜さんと呼ぶし、私のことは名前で呼ぶし・・・」と訝しがっていたのだった。どうやらドラマの流星ワゴンが頭にこびりついていたのかもしれない。