日本経済新聞の21日夕刊に「渡辺淳一の小説「冬の花火」のことを特集した記事中に坂本ダンス会館のことが載っていた。当然、目にしているだろうけど念の為に知らせておく」とのメールが入った。
実にありがたい情報である。
日経新聞は取っていないので、帯広の新聞配達の会社に電話して「21日の日経新聞の夕刊が欲しいが在庫はあるだろうか?」と問い合わせたら・・・。
北海道では日経新聞の夕刊は発行していないのだと云う。事情を説明したら、親切にも「調べてみましょう」との返事。嬉しい対応である。
折り返しの電話で「日経電子版から取り出したものでよければお届けします」と云うのでお願いした。
まだ現物を手にしていないので、どのような記事なのかは分からないが・・・。届くのが楽しみである。
さて、新聞の記事を読んでいて気になることがいくつかあった。
歌舞伎役者の坂東三津五郎さんが59歳と云う若さで亡くなった。このところ歌舞伎役者は中村勘三郎が57歳で亡くなり、大看板である市川団十郎も亡くなったばかりである。これからの歌舞伎界はいったいどうなるのだろうか?
私が年を取ったせいなのだろうか、最近の若い歌舞伎役者はどうもチャラチャラしているように見えてしょうがない。まぁ、元々は派手でチャラチャラしていたカブキ者から発生しているのだから仕方がないのかもしれ
ないが・・・。
旭川市の駅にイオングループが進出してくるというのはかなり以前に記事で見たが、いよいよ3月末に「イオンモール旭川駅前」がオープンするという記事を見て、何とも言えない嫌〜な感じがした。
イオンと云えば、これまで郊外型であったのだが・・・。
イオンとしても、この旭川店が全国初の駅直結型の店舗になるという。
私は、アメリカに於けるウォルマートと日本のイオンとは似ていると感じている。
アメリカでは、ウォルマートが進出した地域は、地元の商店が壊滅状態になる。それでもまだウォルマートが、その地域にずっと残っていれば、そこの地域住民も買い物をする場所だけは確保できるわけだが、ウォルマートは、バキュームのように地元の金を吸い上げる、やがて、売り上げが悪くなると簡単に撤退をしてしまう。
そうなると、地元の商店はすでに壊滅して無くなっているし、頼みの綱のウォルマートが撤退したら、その地域住民は買物難民状態になるだけだ。
日本に於いても、イオンが進出(郊外に)した地域の商店街は、ほとんどが衰退している。
イオンが今後、ウォルマートの様にならないとは限らない。私はかなり悲観的に見ている。
たとえ、旭川のイオンが流行ってお客さんが大勢買い物に来ても、その売り上げはほとんどが中央に送られるだけであるからだ。結局、いくらイオンが流行っても、旭川では「金」は回らないのだ。
金はその場所で回ることで、その場所が潤う。バキュームのように地元の金を吸い上げるイオンの進出は、旭川の街を破壊するだけだと危惧しているのだ。
果たして、旭川の中心部が今後どのようになっていくのか、注目して見ていきたいと思う。