素晴らしい景色である。
ホテルの内外を散策してみた。このパサージュ琴海ホテルは、みたところ、どうやらバブル時代に建てられたリゾートホテルの様である。
ゴルフコース・テニスコート・温水プール・結婚式場などの施設があり、建物は白壁で、コンセプトは地中海風の感じがする。
今回の参加者は20名、夫婦で参加している人もいる。5組に分かれて、2日間のトータルスコアで順位を決める。
私は、去年の11月にゴルフを終了してから、このゴルフ遠征に来るまでに、一度もクラブを握っていない。
元々、練習嫌いであるが・・・、妻からも「一度くらいは事前に練習場に行ってきたら・・・」と言われるほどであったが、除雪作業で腰が痛くてゴルフクラブを振る気分にならなかったのである。
ホテルとゴルフ場は隣合わせになっていて、ホテルからは徒歩1分でゴルフ場なのである。
同行者の2人は朝早くに、隣接する打ちっ放しの練習場に行って、数十発を打ってきたが、私はパットの練習をしただけであった。
ゴルフをナメテはいけないなぁ〜。
やはり、一発も打っていないでいきなり本番に臨むのは無茶であった。どこに飛んで行くのか不安なのである。この不安感がゴルフには禁物なのである。オンシーズンの時の球筋とは異なる球筋が出るので、どちらを向いて打てば良いのか分からなくなる。OBや池ポチャを連発して、最初のハーフは53打であった。
こちらのゴルフ場は昼食タイムを40〜50分くらい取るのが通例である。このゴルフ場も昼食タイムがある。これだけ成績が悪いと、かえって気分転換に昼食タイムはありがたい。
先に上がって昼食を取っている人たちが食べている長崎ちゃんぽんを見て、私も食べたいなぁ〜と思い「その長崎ちゃんぽんは美味しいですか?」と聞いたら、首を激しく横に振るではないか。
ラーメンなどの麺類は、北海道が一番だと云う。まぁ、食べ慣れていないからねぇ〜。私は無難なところでカツカレーにしておいたのであった。
昼食後のハーフは、やや安定してきたが、クラブにボールがキチンと当たらないから、距離がバラバラである。自信満々で打った距離が届かずに池ポチャをやってしまった。
結局、後半のハーフは46打で、何とか100を叩かずに終了することが出来たが・・・。
ゴルフを終えて部屋に戻って、ゆっくりとお風呂に入りながら、外の素晴らしい景色を見てノンビリしていた。
風呂を上がったら、私の母校の帯広柏葉高校では、3月1日に行なわれた卒業式で、柏葉高校出身の先輩で、歌手である中島みゆきの「時代」を歌ったが、そのことに、中島みゆき本人がメッセージをFAXで学校に送ってきたが、そのFAXがニセモノであったと云うニュースである。
中島みゆきは、高校生時代にイジメラレていたらしいという噂があって、帯広が好きじゃないという話も聞いていたから、母校の卒業式にメッセージを送って寄こすなんて随分変わったなぁ〜と思っていたのだが・・・。
その後、同行者から電話が入って、酒を持って部屋に来いと云う。
3人で飲んでいたら、またまた帯広から情報が入ってきた。帯広選出の代議士、中川郁子が東京の路上でキスをした写真が週刊誌に載ると云う不倫騒動が起きていると云う。
今日の5日に東京で発売される週刊新潮に、その路上キス写真と記事が載っていて、帯広ではちょっとした騒ぎになっているというのだ。
新潮の発売日は帯広では土曜日だから、まだ発売されていないが、何人かが取材を受けていたのだという。
記事を見ていないから、何とも言えないが、この手の話はチョットなぁ〜。
帯広の話題が、こんな離れた場所に居る時に、しかも2つも同時に全国ニュースになるなんて・・・。
夜は、ホテル内にあるフレンチレストランで食事をした。昨晩の内に、和食かフレンチかの選択をするのだが、私は南の地方の魚の刺身が苦手なので、フレンチを選択した。我々用に作ったメニューで、味はまぁまぁ美味しかった。同行者の3人でワインを2本空けて部屋に戻る。
ホテルの案内書きを見ていたら、マッサージがあると書いてある。かなり腰がキツイのでマッサージを受けることにした。
このマッサージ師がなかなか上手い。帯広でもあちこちでマッサージを受けているが、揉み方が随分と異なる。しかし腕はなかなかのものである。すっかり身体も楽になってグッスリ眠ることができたのであった。