泊っているホテルからバスで20分のところにある「ペニンシュラゴルフクラブ」である。
数十人の団体になると、中には時間にルーズな人が居るものだ。時間に遅れる人というのは、いつも決まって同じ人であるようだ。
時間にルーズな人というのは、約束にもルーズということである。
他人の立場に立って考えられない人でもある。待っている側の人達は皆、イライラしたり、焦ったりしているのに、当人はゆったりと遅れて現われては待っている人間の不興を買うのだ。しかし、当人は気にも留めていないようで、反省する様子はまるでない。周りも半分諦めているようだが・・・。
長崎の道路は狭くて、くねくね曲がっていて、昇り降りも多い。ドライバーはそこの道に慣れているとはいえ、相当な早さで運転して行く。北海道のドライバーなら運転出来ない人が多いだろうなぁ〜。家の塀の脇スレスレに、庭からはみ出ている樹の枝を擦りながら運転して行く。久し振りに車に酔ってしまった。
ペニンシュラゴルフコースの事前の情報では、フラットで距離が長いコースということである。だが、バスは山の上に昇って行く。
ここのコースもバブル時代に開発したゴルフコースであろう。自然の地形から山を無理に削ってホール自体はほぼフラットに設計されているようだ。帯広のゴルフ場のように自然の地形そのままで昇り降りの多いコースとは趣が異なる。
昨日のパサージュ琴海はキャディが若くて可愛い娘が多かったが、このペニンシュラにはキャディが4人しか居ないのだと云う。我々は5組であるから、一人、パサージュ琴海のキャディさんで、このコースのメンバーだという女性が助っ人に来て私の組に付いたが、他の組は皆50〜60歳代と思しき女性がキャディを務めていた。
私はオレンジ色のカラーボールを使っているが、カラーボールはカラスが持って行ってしまうから白いボールにした方が良いと云う。
レギュラーティからだと距離が長くなるので、フロントティからやることになった。これだと逆に昨日よりも短くなる。
グリーンは固くて早い。芝の芽がまだ生えていないからだ。
パットに苦しみながら前半のハーフは47打。まだショットは安定しないでどこに飛んで行くか分からない。それでも、2日目だから初日よりは、まだまとも当たるようになってきた。
昼食は、長崎名物の「トルコライス」というメニューを選んだ。長崎市内のレストランが始めたメニューで、チャーハン(炒めご飯)、スパゲッティのナポリタン、トンカツがひとつの皿に盛られている。味はイマイチで半分残してしまった。
午後のハーフは17番を終わって5オーバーである。最終18番をボギーで上がれば42打でトータル89打になり90を切ることが出来る。18番は左側がグリーンまで続く池がある380ヤードのミドルコースである。右に打っていけば楽なのに・・・。
第一打を左に引っ掛けて池ポチャ、この池は赤杭のラテラルウォーターハザードであるから池に入った場所の横から一打罰付加して第3打として打つのだが、これが左の池を怖がって、右のバンカーに入れてしまった。
第4打をバンカーからピン3mに出して、このパットを沈めればボギーであるが、これを外してダボで43打の90打ちょうどであった。
昨日からは9打縮めたが満足できるスコアではない。
夜はホテルで表彰式を兼ねた懇親会である。私は初日が14位、二日目が8位で二日間総合では9位であった。
宴会になって、私のマジックの話になり、何か出来ないか?と言われたので、いつも所持しているトランプマジックを披露した。けっこう受けたがタネを知りたがる人ばかりでやりにくい。
宴会終了後に、腰が辛いので、マッサージを再び頼んだ。昨日のマッサージ師が上手かったからだ。1時間じっくり揉んでもらって気持ち良く寝ることが出来た。