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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-03-31-Tuesday 年度末

今年度の年度末はとても忙しない。

経理を担当していた職員が昨年末に退職したので、いろいろな事で分からない事が発生する。

年金事務所に新入社員の書類の届け出を4月1〜5日までにしなければいけないというから、事前に必要なモノを聞いておこうと思ったら・・・。

会社の番号やら何やら書かなければならないのだが、私はそれすら知らないのだから困ったものだ。

何度か行き来して、その都度不備を指摘され、結局、私ではよく分からないから前職員に援助を依頼したのであった。

妻からは役に立たたないんだからと言われる始末である。あぁ情けない・・・。

4月中旬に発刊予定で進めている「観光カリスマ坂本和昭のエッセー&コラム集 人間万事塞翁が馬」の第3稿が上がってきた。

私が、これまでに新聞などに寄稿した文章を1冊にまとめて出版するのだが、何と328ページものボリュームになると云う。随分と沢山書いて来たものである。

2日までに、原稿にチェックを入れて校正を完成させなければならない。私は、1996年に作った「十勝環境ラボラトリー」の9つのプロジェクトの1つ「新聞紙上セミナー」で、講師に書いてもらった原稿の校正作業をやっていたから、校正は慣れたものである。

机の左側に新聞の切り抜きのコピーを置き、右側に原稿を置く、両方の文字を左右の指で同時になぞりながら、間違いを見つけていくのだ。

左右両方の文字を同時に見分けられる様になるのだから、人間の能力というものは素晴らしい。

校正をやっていて、おかしな事に気が付いた。

私の一番最初の寄稿文が新聞に掲載されたのが、1999年1月30日であるが、そこから2001年9月29日掲載までの14編の文章の数字表記が漢数字なのである。例えば1978年4月5日なら一九七八年四月五日と表記してあるのだ。それが、何故だか突然、2001年10月6日の掲載分から数字はアラビア数字になっているのである。

事情はさっぱり分からないが、9月と10月の1週間の境目に、新聞社としての表記方法が突然に変わったのだろうか???

出版社との間で、表記を統一するか、新聞に掲載されたままにするかを検討した。読者にしてみれば、途中で数字の表記が、変わるから混乱するか、もしくは誤植ではないかと勘違いされてしまうかもしれない。しかし、新聞掲載時のままにしようと云うことになり、「ここから数字の表記が変わります」というキャプションを入れることにした。

新聞社によっては、転載する際に、掲載内容は一字一句変更してはならないという契約をしている社もあるからだ。

そりゃ〜そうだろうなぁ、○月○日の新聞に載った文章ですと表記しながら、中身を自由に変えてしまったら、予言者にだってなれてしまうからだ。

こういう、イレギュラーな校正は結構疲れるものである。久し振りに肩が凝ってしまったのだった。