マコママ(師匠の故ジミー忍師夫人)が、東京近郊のマジック愛好家や弟子の方々に、宣伝してくれているので、問い合わせが増えてきた。
このところ、毎日1〜2時間の作業を続けているので、段々と博物館らしくなってきたので、私からも情報発信をすることにした。
2週間ほど前から、新聞記事の切り抜きや、私が撮影している作業経過の写真などをPDFにして、知人のマジック関係者らにメールで送付しているのだ。
マジックの世界は狭い。
私が直接送付していないマジック愛好家からも数軒の問い合わせが来た。
私からの情報発信を受け取った方が、わざわざ他のマジック愛好家に紹介してくれているようである。嬉しいことだ。
日本で初めてのマジック関係の博物館であるから、マジック愛好家としては興味があるのだと思う。
現在の進捗状況は60%ぐらいの完成度というところか。まずは、特注で製作したショーケースに分類した道具を入れる作業をしている。
一応はディスプレー用品を使ってもいるが、キレイに並べるのはまだまだ先のことになりそうだ。
とりあえず全部を入れてみてから、省くものや並べ替えをやろうと考えている。
現在は、イリュージョン系の大がかりな道具はほとんど無い。書籍、ポスター、絵画、写真、サイン、衣装、小道具、トランプなどの小物が中心である。
面積はおよそ50坪程度でしかないので、大道具を飾るスペースが足りないのである。
昨日の大工さんとの打ち合わせで、マジックを演じることが出来る小スペース(舞台)を造ろうということになった。
ますます展示スペースが少なくなる。
いきあたり、ばったりで造ってきたから、ここにきて配置に苦労している。でも、毎日が楽しくて楽しくてしょうがない。久し振りにウキウキしている。