特に高校野球にはまったく興味がない。
18歳に満たない若者の、一人のピッチャーに9回まで150球以上も投げさせて、翌日もまた連投させるなんてのは、肩や肘を壊す為にプレーさせているようなものであろう。そのピッチャーの将来を甲子園の為だけに使わせるのは間違いである。
こんなものはスポーツではない。
現在、活躍しているかつての甲子園のスター投手も、甲子園での連投が祟って肩や肘を故障しているではないか。
日本人のスポーツは根性論がいまだに大手を振っているようで、特に高校野球が大嫌いなのである。
そんな大嫌いな高校野球であるが、地元の白樺学園高校が甲子園に出場するとなると、見る訳ではないが、ラジオでは聴いていた。
野球はサッカーと違って、ラジオでもイメージが作れるから、テレビで見る必要がない。
8日の第四試合と云うことであるが、前の2試合が延長戦になったとかで1時間ほど遅れで開始になった。慣れないナイターになったら可哀想だなぁと思いながら聴いていたら・・・。
白樺学園の選手達は、浮き足立っていた様子である。何だかバタバタと地に足が付いていない戦いかたで3対1で劣勢であったが、雷雨で約1時間ほど中断した後は、やや落ち着きを取り戻したようであった。
途中、何回だったか、ラジオでは良く理解できないことが起こった。白樺の攻撃の際に、外野に球が飛んだのだが、何故だか白樺学園はダブルプレーでその回を終えてしまった。何が起こったのか知りたくて、すぐにテレビのスイッチを入れたが、この場面の再現はなかったので結局分からなかったが、相手の外野手が補球する際に落球したのに、バッター走者は捕球されたと勘違いしてベンチに戻り、塁上に居たランナーもアウトになったのだと云う。???その後に新聞を見てもこの場面のことは出ていないのでさっぱり理解出来ていない。一体何があったのだ?
8回に4番がホームランを打って同点に追い付いたが、結局は延長11回にエラー絡みで失点しサヨナラ負けであった。
勝てる試合を落としたようなものであろう。
何だかスッキリしない負け方だなぁ〜。