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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-08-18-Tuesday 娘の帰郷

長女がお盆休みに帰省する際に会ってもらいたい人がいると言う。

どうやら、妻には先に報告をしていたらしく、最近、やたらと家の中を片付け始めていたから、そういう方面には鈍感な私でもピ〜ンときたのであった。

お盆期間中は「北の大地de大道芸フェスティバル」の関係で、朝から晩まで忙しいからと言ったのだが、花火大会や大道芸も見たいと言うし、何より、忙しく働く父の姿が見られるのは、この時期しかないことを知っているようである。

妻は既に長女の彼氏には会ったことがあるようだが、私はまったく面識がない。娘にとっては男親なんてこんなもんなんだろうなぁ〜。なんでも高校生の時から付き合っているとのこと。

私と妻も小学校から一緒で、高校では同じクラスであったが、交際を始めたのは大学を卒業してからである。男は女に比べて若いうちは子供っぽいから、自分の若い頃の姿を知られていると頭が上がらなくなるのに・・・。

花火大会も有料のファミリー席を用意してあったが、ここは4席分しかない。花火観賞に行ったのは妻と息子と長女とその彼氏の4人、私だけはじき出されてしまったから、大道芸人さんと男2人だけで坂本ビルの屋上から寂しく眺めていたのであった。

翌日の夕食は、母を誘って6人で市内のレストランホームで会食をした。ホームのオーナーシェフの家族とは昔からの顔馴染である。勘定を払う際に妻が「娘の婚約者です」と紹介した。俺はまだ聞いてないゾ〜!

レストランを出ると、大道芸のナイトパフォーマンスが見たいと言う。初めは一緒に見ていたが、どうにも居心地がよろしくないので私だけ一人で先に帰宅したのであるが、娘は「話しがあるから寝ないで待っていて・・・」と言う。う〜む、こりゃぁ〜例の話か・・・。

私は妻と結婚する際には、妻の実家で両親に向かってカシコマッテ正座し直して「お話があります」と切り出したのだが、お義母さんが「分かってますから・・・」と言って私の言葉を遮ったので、私はそのまま言うのを止めてしまったから「娘さんを下さい」とは言っていないのである。

妻はいまだにそのことを折りに触れてブツブツと文句を言う。女はこのセリフを言ってもらいたいんだそうだ。

妻と娘らが帰宅して、娘の彼氏から改まって挨拶がしたいと切り出された。どうもこう云うのは苦手である(得意な父親なんて居ないと思うが・・・)。

娘の彼氏は「娘さんと結婚させて下さい・・・」と言う。それに対しての私のセリフは「本当にこの娘で良いんですか? クーリングオフは受け付けませんよ」であった。

後で、妻、娘、息子から「あのセリフはないんじゃない?!」と叱責されてしまったのであった。

結婚するのは私じゃなくて、当人同士であるし、好き合っているなら反対する理由はまったくない。スポーツをやっていたから爽やかでシャキッとした好青年である。既に13年も付き合っているというのだから、お互いに気心も知れているだろう。

まぁ、私たち夫婦の様に、妻に尻に敷かれながらも、末長く仲良く暮らして欲しいと願うものである。

私は子供が大好きであるから、早くおじいちゃんになりたいなぁ〜。孫を預けてくれたら世界一のマジシャンにしてあげるよ。