未公開株をめぐる金銭トラブルを『週刊文春』に報じられ、自民党を離党していた武藤貴也議員(衆院・滋賀4区)が26日午後に記者会見を開いた。
文春が報じた、武藤議員のものとされるLINEの文面には「正直証券会社からもうちが国会議員のために枠を抑えてるのとが一般にしれたら大変だと言っています。その辺呉々も注意して下さい。」(原文ママ)と書かれていたとある。
これについては、文面が自らのものであることを認めたが「国会議員が枠をおさえているなどという表現を使っては困るという意味でA氏に伝えていた。この部分の表現については、説明が必要という方が居るが、これは元々、個人的なやり取りであったので、誤字脱字も含めて確かに不正確、乱雑なところがあった。その点も反省をしなければならない。」と述べて意味が異なると釈明したが・・・。
その一方で『週刊文春』の報道に対しては「あたかも私が資金を集めたと断定している」と、事実と異なる部分があるとの認識を示した。
武藤議員は個人的にA氏に1億円を貸してあるというが、記者が「この1億円は資産として記載されていないから政治資金規正法に違反しているのでは?」と云う質問にはしどろもどろになった。
武藤議員は京都大学大学院を卒業しているという。彼は京都大学で、いったい何を勉強していたのだろう?
この文面の意味は誰がどう読んでも、「国会議員枠があるけど、バレたら困るから内緒ね・・・」としか読めんだろう。誤字脱字とはまるで違う次元の話ではないか?
この釈明で逃げ切れるとでも思っているのだろうか?
今回のことは、「詐欺」の手口そのものだろうに・・・。
どうも関西方面の若い政治家は、男も女も、国民をナメキッテいるようだ。自分から辞めると云わないかぎり議員の地位は安泰だ。税金から給料をもらっていることの認識がない。税金は自分の生活費だくらいにしか思っていないのだろう。任期の間はしっかりと政治活動費や議員歳費を受け取るつもりなんだろう。
どうやらこの国の政治家は「恥」ということをキレイさっぱりと忘れているご仁ばかりなのかもしれない。普通人の感覚なら恥ずかしくて外にも出られないようなことをしでかしてもまるでヘッチャラである。
選挙の時だけ、国民に頭を下げて「お願いしま〜す」。当選しちゃったら後は知らん。な〜んて事がやれるのは恥を知らない人だから出来るのかもしれないなぁ〜。
逆にこちらの方がこんな政治家ばかりで恥ずかしくなる。
この国にはまともな政治家が育たない土壌でもあるのかなぁ〜。