一般公開に向けては、いろいろと解決しておかなければならない問題が山積していることが、このブログの読者からの指摘によって判明した。
まずは、保険の問題。
火災保険や盗難保険などはどうなっているのかと云う指摘である。
さっそく、私の会社で加入している損害保険の会社に相談してみたのだが・・・。
火災保険は、新たに作製したショーケースなどの什器備品類に関しては価格が分かっているから受けられるが、マジック用品の方は、火災にしても盗難にしても、展示品の価値の算定が難しくて受けられないと言われてしまった。
そもそも、マジック用品を収集する人が少ないから、マジック関係書籍や道具類、ポスター、絵などは世間一般的な価格や価値がハッキリしていないのだと云う。
評価額が出せないから、従って保険は受けられないのだと云う。
まだ、一社にしか尋ねていないが、おそらく余所の保険会社も対応は似たようなものであろう。
そうなると、一般公開に向けては、かなり厳重な盗難防止策を考えなければならないだろう。
管理人を置くのか、監視カメラを設置するのか、その他の方法を考えるのか、いずれにしろ費用が発生してしまうことになる。
もう一点は、展示品のリスト作成の件である。
どの様な展示品があるのか、リストを作成しておく必要があるのではないかと云う指摘なのであるが・・・。
確かに、博物館と名乗るからには、収蔵品のリストと云うのは付き物なのかもしれない。
しかし、この「仮称:マジック博物館」には、私一人しか人間は居ないのである。展示するだけでも大変な作業なのに、リストを作成するとなると・・・。
なにせ、書籍類だけで約1万5千冊はある。マジック道具等は小さいものまで含めたら2万点はあるだろう。
映像関係のビデオやDVDの数も半端な量ではない。まだ中身はまったく確認もしていない。きっと貴重な映像もたくさんあるであろう。
そのリストを作るとなると、果たして私の寿命で足りるのだろうか?
3点目は、拝観料は? 拝観できる曜日や時間は? と云う質問である。
これに関しては、現時点ではまったく考えていない。これからじっくり考えようと思っていたところである。
段々と現実化してくると、次々に新しい課題が出て来る。きっとこれからも、まだまだ課題は増えていくのだろうなぁ〜。
こりゃ〜困ったゾ!