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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-09-06-Sunday ハワイ1

甥(姉の長男)がハワイで挙式する。

極々身内だけでの挙式だという。今年84歳になる母は足が悪いのでハワイにはとても行けないから、私達夫婦が坂本家を代表して出席することになった。

結婚式は7日の月曜日であるが、せっかくハワイまで行くのだから、結婚式だけに出席してトンボ帰りするのはモッタイナイからと、少し早目に行ってハワイをエンジョイすることにしたのである。

インターネットで検索したら、丁度良い飛行機が見つかった。

4日金曜日の17:00に仕事を終えてからでも間に合う飛行機の20:10帯広空港発(21:55着)のJAL最終便で発ち、羽田空港国際線発23:40発のJAL便に乗れば時差の関係で4日昼の12:15にホノルルに到着するのである。

これだと、仕事はまったく休まずに済むし、しかも到着は金曜日の昼間であるから現地で十分に遊ぶ時間も出来る。夜中のフライトであるから、飛行機の中で眠っていけば時差ボケにもならないと云う誠に便利な便である。

帯広空港のJALカウンターでe−チケットの紙を渡して発券してもらったら「このまま手荷物はホノルル空港で受け取れます。羽田空港では荷物のピックアップもチケットの発券も不要です」と云う。

私も妻も、新しくなった羽田の国際線から飛ぶのは初めてある。金曜日の夜出発の便なので、きっと私達と同様に効率的に遊びたい勤め人が大勢居るのだろうからカウンターも混んでいるだろうと思っていたので、羽田空港の国際線カウンターでのチェックインや荷物の運搬の必要が無く、そのまますぐに出国審査にいけるというのは実にありがたいし便利で楽である。

以前だったら、国際線に乗る時にはデュティー・フリーの店で買い物をしたもんだったが、最近は購買意欲がまったくと言っていいほど無くなっていて、今回も買ったのは私が現地で飲むための焼酎一瓶だけであった。

飛行機に乗ってすぐに睡眠導入剤を飲んで寝たのだが・・・、隣の席のおっさんがやたらと動く人で、しょっちゅう起こされる。

機内食はいらないから起こさないで欲しいとCAに頼んでいたのだが、後ろの席の人が食事する際には、倒しているシートを戻さなければならないから、またまた起こされる。

エコノミー席なんだから仕方ないのだが・・・。

ほぼ予定通りの時間にホノルル空港に到着。

帯広空港から自分の手荷物をまったく見ていないので、本当に荷物が出てくるのかだけが多少不安であったが、無事に出て来たのでホッとする。

「空港とホテルの距離は15分ほどだからタクシーで行こうよ」と言ったのだが、「無料のホテルの送迎バスがあるかもしれない」と言ってスタスタと歩いて行く。

「日本と違ってそんなサービスがあるわけないだろう」と言うのだが・・・。私よりは英会話に自信がある妻は、スピーディ・シャトルと云う有料の小型バスでワイキキのホテルを巡って行くものに、帰りの便まで予約を入れてしまったのであった。

しかし、待てど暮らせどこのバスが、なかなか来ないのである。どこがスピーディなんだ!結局45分間も外の暑い中で待たされて、それからは他の乗客のホテルを巡り、3番目にようやく宿泊するハイアット・リージェンシーに到着したのであった。

ホテルの部屋は22階のオーシャンビュー。部屋も広くて、トイレには珍しくTOTOのシャワートイレ付きである。

私は、海外旅行には、いつも携帯のシャワートイレを持参するのだが、今回はどこかに片付けてしまって見つからなかったので持って来れなかったのである。「日本でホテルの備品を確認したらシャワートイレって書いてあったんだから最初から必要なかったでしょ」と得意げに言う。

荷物をタンスに仕舞ったら「ほら、時間がモッタイナイからサッサと外に行くわよ」と急かす。それなら最初からタクシーで来れば良かったのに・・・。

2年半前に、私一人でハワイに来た際に買ったビーチサンダルを履いて、カラカウア通りを歩いてウィンドーショッピングを楽しんでいたら、足の親指と人差し指の間がサンダルの紐で擦れて血が出てきた。

「だから、運動靴を持ってきなさいと言ったでしょう」と妻がなじる。

やたらとそこら中に在るABCストアに入って、足指で挟まないタイプのビーチサンダルと絆創膏を買って履き換え、街歩きを続行したのであった。

ホテルに一旦戻る。ハイアット・リージェンシーの中には、JALやその他の日本の旅行会社の窓口があってとても便利なのだ。

私は、マジックショーや去年始まったばかりの「キャバレー」という小型のサーカスの様なショーを見たいと思っていたのだが、金曜の夜のショー関係の予約は、今日の今日では間に合わないと言うので明日の予約を入れておいた。

この日の夕食は、出歩かずにホテル内のジャペンゴと云う有名レストランで食事することにした。

アメリカの食事の量はとても多いので、二人前を注文したら、とても食べ切れるものではないから、妻はシーフードのコース料理を、私はステーキを単品で注文してシェアすることにしたのだが、これで適量であった。

出て来た料理はどれも美味しくて大満足。いままでハワイで食べた中では一番の美味しさであった。

金曜日の夜には、ホテルから少し西側に離れた場所にあるヒルトンワイキキビーチホテルで花火を打ち上げるという。観に行きたいと言うが22階のオーシャンビューの部屋からなら見られるかと思って、ベランダに出て待っていたのだが・・・。

まるで花火の気配がしない。時々、逆の東側で稲光が数度あったのが見えただけであった。

諦めて、焼酎を飲んで早目に寝たのであった。

翌日の朝にJALパックのツアーデスクで聞いてみたら「日本の花火大会の様な盛大なものではなく、打ち上げも5分間だけの、高さも低いものだから、このホテルからは、他のホテルが邪魔になって見えないですよ」と云う。

そうだったのか、帯広の勝毎の花火大会の様なものを想像していたから・・・。先入観で判断してはいけないなぁ〜。