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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-09-07-Monday ハワイ2

ホテルの予約時に朝食付きにしていない。

ホテルの朝食バイキングをあらかじめ宿泊分入れておくよりも、ホテルの周りにはファストフード店や軽食の店もたくさんあるからだが・・・。

日本に居る時にはホテルのバイキング料金の方が値段が高いだろうと思っていたのだが、逆にこのホテルの朝食バイキングの方が安かったようである。ハワイの物価はかなり高かいのだ。

5日(土)の朝食はホテル1階にあるコーヒーショップで、カフェラテとクロワッサンを頼んだら一人11ドルもしたのであった。

午前中に買い物に行こうと云うことになったが、妻はブランド物にはまったく興味が無い。だからデューティフリーショップには行く必要がないのだが、妻が今回、唯一買いたいと云うものは、籐で編んだ様なハワイ製のバッグで、それを甥の結婚式に持って行きたいのだと云う。そんなの(値段も)お安いご用である。

2年半前に来た時には、確かホテルのすぐ側にはインターナショナル・ショッピング・プレイスと云う、地元ハワイの屋台の様な小さな店が並んでいる場所があったから、そこに行けばそんなものは容易く手に入ると思っていたのだ。

もともと方向感覚には絶対の自信があるし、一度歩いた場所はほとんど記憶しているから「こっちだ」と妻を誘導して行ったら見当たらないのである。

あれれ〜オカシイなぁ〜と思っていたら、何とその場所は現在工事中でビルになるらしいのである。

こりゃ〜困ったなぁ〜。それならハワイのショッピングならば「アラモアナショッピングセンター」だと思い。ここに行けば何でも揃うと連れて行くことにしたのだが・・・。

JALツアーには市内を走り回る無料のバスが付いている。ちょうどハイアットリージェンシーの前に停留所があるから、そこからそのバスに乗ってアラモアナショッピンングセンターに行くことにしたのである。

すぐに日本語でアラモアナショッピングセンター行きと看板が出ているバスが来たから、それに乗ろうと思ったら・・・。

それはJTBのバスでJALのツアーでは乗れないと云う。その後も2〜3台ほども続けてJTBのバスは来るのだが、JALのは来ないのである。やはり、旅行会社がやってる方がバスの数が多いのだろう。

ようやくJALのレインボーツアー用のバスが来たので飛び乗ったのだが・・・、すぐに左折するはずなのが、水族館の方までまっすぐに行く。どうやら乗る路線を間違えてダイアモンドヘッド線に乗ってしまった様である。良く確かめもせずに乗ってしまったのだが、まぁ、急ぐ旅でもなし・・・。乗っていればグルッとコースを一周するのだから、そのまま観光を楽しむことにしたのであった。

デューティフリーショップのT−ギャラリアで降りて乗り換えることにした。ここがちょうど8の字の様に路線がクロスする場所なのである。

着いたら妻が、買い物よりも先に「イオニア宮殿」を見に行きたいと云うので、ダウンタウンに向かうJALツアーのバス乗り場に行った。

ちょうど5分後に出発するという2階建のバスが停まっている。

そのバスの運転手にJALのパスを見せて乗ろうと思ったら「この券ではこのバスには乗れない。同じJALでも違うツアー用のバスなのだ」と云う。他にダウンタウンに行くバスがないかと問うたが、ここには無いと云う。お金を払うから乗せて欲しいと頼んだがそれは出来ないと断られた。

タクシーで20ドルも出せば行けると云うので、タクシーでいくことにした。幸いなことに目の前にタクシー乗り場があった。

驚いたのは、このタクシーのドアが自動ドアであったのだ。日本の自動ドアとは違ってスライド式ではあるのだが。

いつも外国でタクシーを使うとドアを閉め忘れて、あぁ、ここは日本じゃなかったのだなぁ〜と思うことが多いのだが・・・。

私は今回で5度目のハワイであるが、まだこのイオラニ宮殿の中は見学したことがない。ちょうど11:30から日本語の解説レコーダー付き

の見学ツアーがあると云う。こじんまりとした宮殿であるが、なかかな面白かった。やはり現地の歴史や文化を知ることは旅を楽しくさせてくれるものだ。

見学後にカメハメハ大王像の前で写真を撮り、観光用ではない市民が使うバスに乗ってアラモアナショッピングセンター(ASC)に到着。

お腹が空いたので、以前に入ったケンタッキーフライドチキンの店を探したが見当たらない。案内所で聞いたらKFCは無くなったという。

ASCの1階にはフードコートがあって色々なモノが食べられるが、どれも食欲を誘わない。歩いていたら「カレーショップ COCO一番屋」の看板を見つけた。私は日本でもこの店のカレーを食べたことはないが、カレーライスならそう間違いはないだろうと考えたのである。

私はカツカレー、妻はビーフカレーを注文したが、カツはその場で揚げるのではなく電子レンジでチンするだけ、衣がベタベタしてカツのサクサク感がない。まぁ、外国ならこんなもんかと諦めて食べたのであった。

案内所で妻が欲するような籐製のバッグがないかを尋ねてみたが思い当たらないと云う。地図に記しを付けてくれて、この店やこの店にならば、ひょっとするとあるかもしれないと微妙な返事である。

私も、結婚式に着るアロハシャツをここで購入することにしたのであった。私のポッコリとお腹が出ている体型はアロハシャツにはピッタリである。店員に「すごく似合いますね〜」なんて褒められたもんだから、ついつい3着も買ってしまったのであった。日本で買うとシャツ等はお腹周りだけがパツパツになってボタンがはじけそうになるのだが、アメリカサイズのシャツならお腹周りのサイズが大きくて私の体型にはちょうど良いのである。

広いASCなのだから、別々の店を見て歩くのならまだしも我慢ができるが、同じフロアの同じ通路ばかりを何度も何度もグルグルと歩き回るので嫌気も加わって私の足が痛くなってきた。

結局、妻が希望する籐製のバッグが見つからずに持って来た洋服の色に合わせたバッグを購入してホテルに戻ったのであった。

夜にはヒルトンハワイアンビレッジ(HHV)内に2014年11月にオープンしたと云う「キャバレー」と云うショーを観に行く。19:15開場であるから、早目にHHVホテルに行って食事をしてからショーを観ることにしていた。

宿泊するホテルを17:30に出る予定が、明日の朝に泳ぐから、ホテル内のショップで水着を買うと云いだした。何もこれからショーを観るって時に買わなくても・・・。循環バスが上手く待ち時間無しで来てくれれば問題ないのだが・・・。

HHVに到着したのは18:30である。ディナーするにはいくらなんでも時間が足りない。まだ昼間に食べたカレーの胸焼けがするから、ショーが終わった後で良いと云う。

ショーのチケットは一番高い席のを購入した。一番良い席で観たかったからだが・・・。

どうにもアメリカの席料のシステムが理解出来ない。

ゴールドのチケットを持った人が最初に案内されるが、席に番号が振ってあるわけではないから全席自由席である。自分が一番良いと思う席に座ればいいのだと云う。

中央には円形のステージ、その周りに木製の手すりも無いイスが3列並んでいて、その後ろの席一列だけ後ろに壁があってイスがくっ付いており、その列だけがテーブル付きなのである。

チケットは1ドリンク無料であるから、飲みながらショーを観ることになるから、前に座われば手で自分のドリンクのグラスを持ちながら観ることになる。飲物が手のぬくもりでぬるくなってしまうし、グラスを持ちながら観るのも落ち着かないから、一番後ろのテーブル席に座ったのだが、何だか釈然としない気分である。

ショー自体はとても素晴らしかった。サーカスの空中ブランコを変形させた様なものから始まり、1組のパフォーマーが10〜15分間隔位でショーを展開していく。歌、踊り、コント、マジック、アクロバット、ジャグリング等々バラエティに富んだ演し物で、技も一流であったから大満足したのであった。これはハワイに行ったら必見である。

終了後に食事をしようと思ったが、既にほとんどの店は閉まっている。

ハイアットリージェンシーの近くを歩き回って、ようやくKFCの店を見つけた。ここもチキンが売り切れ次第閉店という。

4ピース注文したが、もうこれしかないからと6ピース入れてくれたのであった。ABCストアでビールを買って、部屋でフライドチキンを食べながら飲んだのであった。