6月14日以来である。
今年はシルバーウィークとか云うそうで、9月19日の土曜日から23日まで5連休である。春のGWの時もそうであるが、こう云う大型連休の時に遠出はしないことにしている。
元々行列に並ぶことが大嫌いであるし、混雑も嫌いだ。ましてや料金も高いときているから、こう云う休日には自宅で本を読むのに限る。
私は本さえ読んでいれば何時間でも時間が潰せるのだが、ほとんど本を読まない妻は、次女が東京に行ってしまい手持無沙汰にしているものだから「映画でも見に行こうよ」と私を誘うのである。
映画を見ることは大好きであるから、付き合うことにした。
新聞で帯広のシネマコンプレックスの映画上映情報を見ると、見たい様な映画がまるでかかっていないのである。どうも、上映作品を選ぶ人と私の嗜好が合わないようである。
それでも何とか見たい映画を選ぶと、今度は上映時間が合わないのである。上手くいかないものである。
それでも「ジュラシック・ワールド」ならまだしもかと選んだのだが、2D吹き替え版しか上映していない。洋画って昔は字幕版しかなかったのに、吹き替え版なんて子供向けのアニメに若干ある程度であったのに、最近は大人向けに吹き替え版があると言うのだ。
最近の若者は字幕を読めないのだそうだ。いったいどうなっているんだ?
俳優の声をそのまま聞きたくないのかね〜。
例によって「夫婦50歳割引き制度」のおかげで安く見られる。2時間で二人で2200円はコストパフォーマンスが抜群に良い娯楽である。
このコストパフォーマンスのことを最近の若者は「コスパ」と云うらしい。最初は「コスパがいい」という言葉が何のことかさっぱり分からなかった。何でもかんでも略せば良いってもんじゃぁないだろうに・・・。
これまた例によって、まだ見ていない人の為にストーリーの紹介は避けるが、現実の遺伝子工学の進歩はこの映画に近い状態なのだろうか?
遺伝子の組み換えによって、色々な生物の特性を持った、新たな生物が造れるのだとすると、マッドサイエンティストによって、とんでもない怪物が誕生する危険性もありえるなぁ〜と思う。
この分野に人間が安易に踏み込んではいけない。
映画を見終わって、歩いて自宅に戻る際に、お互いに感想を言い合ったのだが、どうも噛み合わない。妻は変な思い込みをしてストーリー展開を誤って見ていたので、私がその誤りを指摘したのだが、自分の方が絶対に正しいと頑として譲らないのだ。
自宅のコンピュータで調べてみたら、やっぱり私の方が正しかったので、妻が機嫌を損ねている。こうなると恐竜より怖い。