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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-10-07-Wednesday 博士か大臣か

先日、私のブログの愛読者の方から、

「最近、政治に関するコメントが少ないようですが・・・」と云うメールをいただいた。

このブログは硬軟取り混ぜて、政治から映画やマジックなどの趣味、果ては私生活に至るまで幅広くコメントしているが、最近の政治にはコメントするような気が起こらないのである。

TPPの問題にしても、以前にコメントした通りの展開であるし、今更、同じコメントを繰り返したところで、あまり意味はなさそうである。

今日のニュースで内閣改造の顔ぶれを紹介していたが・・・。

これまたコメントする気にもなれないが・・・。

しいて挙げれば、新しく大臣になった女性議員の嬉しそうな顔を見て、そんなに大臣になるのが嬉しいのかと驚いた程度の感想でしかない。

昔は「末は博士か大臣か」と立身出世の道で、政治家になって大臣になることが、国民の夢、ジャパニーズドリームであった時代があったが・・・。

たまたま偶然に、同時期にノーベル賞の受賞者の発表があって、5日には生理学・医学賞に大村智さんが、6日には物理学賞に梶田隆章さんの、それぞれ受賞が決まった。

テレビのモーニングショーで、大村さんのヒトトナリを紹介していた番組をチラリと少しだけ見たのだが、特許で得たお金の使い方が実に見事であると感じた。研究で得た金は次の研究に使うという姿勢が素晴らしい。

今回、たまたま発表時期が重なったために「博士」の方の素晴らしさが際立ち、「大臣」の方の貧弱さが更に強調されたように感じたのは私だけではないだろうと思う。

それにしても「一億総活躍大臣」ってネーミングのセンスの無さはどうなんだ!

こんなに突っ込み所満載の名称を考えた奴が、国の未来を考えているのかと思うとゾッとする。

安倍首相にはこれ以上、日本をブッ壊さないで欲しいと願うだけである。