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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-10-14-Wednesday 大根葉の漬け物

今年も漬け物のシーズンがやって来た。

例年、この時期に知り合いの農家から「大根」の葉っぱだけを分けてもらっている。大根の葉っぱは流通の邪魔になるから切り落として捨てるから、残しておいてもらい溜まったら届けてくれるのである。

13日に会社を終えて自宅に戻ったら、玄関先に、白菜を入れる大きなビニール袋に4つ大根葉が入った袋が置いてあった。

明後日15日からは、東京からマジック博物館の整備の為に、師匠夫人のマコママが帯広に来るから、今日中に漬けてしまわなければならない。

母は年を取っているから、もう漬け物を漬けるのは無理である。妻も仕事が忙しくて早朝から出勤しているから、漬ける作業は私一人でやるしかない。

大根葉は、普通の家庭でもほとんど漬け物にすることはない。漬け物にするどころか、多くの家庭では食べられないと思い込んでいるようで、捨ててしまう人も多い。

中には、炒め物にしたり、粕汁の具にしたりする家庭もあるようだが・・・。

我が家では、昔から大根葉を捨てることなく漬け物にしてきた。私は幼少の頃から、この大根葉の漬け物が大好物で、細かく刻んで味の素と醤油を掛けて食べるのが大好きであった。これさえあったら、ご飯が何杯でも食べられるほどだ。納豆に混ぜるのも絶品である。

しかし、大根葉の漬け物は製品にはなっていない。製品になっていないということは売っていないということでもある。だから食べたければ自分で漬けるしかないのである。

自分で漬けなければ、一年間、大好物を食べられないわけであるから、腰が痛くなろうが、忙しかろうが、頑張って漬けるのである。

早起きして、一人で大根葉を何度も洗って泥などを落とす、ザルに上げて水切りをし、2斗樽に漬けていく。一人で作業をすると効率が悪いが仕方ない。

8時から11時までの3時間掛かって、ようやく漬け終えたのであった。

中腰での作業は、腰の悪い私には、かなりの重労働であるが、人間、好きなモノを食べたいという意欲は何物にも勝るものである。

去年は、保存する為に、年明けすぐに20束ぐらいを冷凍庫に入れて保存したのだが、これが大失敗であった。

やはり冷凍すると水分が抜けてしまい、繊維だけが気になるようになった。今年は冷凍をしないでおこうと思う。

2週間後くらいには漬かるであろうから、また美味しい漬け物が食べられるだろう、自分で漬けたものは特に美味く感じるものであるから楽しみである。