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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-12-25-Friday クリスマス

キリスト教徒ではないから

クリスマスなど祝う必要もないはずだが、日本中がクリスマス、クリスマスと騒いでいる。

ちょっと前には、ハローウィンで仮装した人が渋谷の街に溢れている様子がニュースになったばかりである。

我が家の宗派は曹洞宗の仏教徒であり、神棚だってある。

キリスト教徒ではないから、別段、イエス・キリストの生誕など祝う必要もないだろう。

どうせ、商魂逞しい連中が日本にもクリスマスを流行らせたのだろうが、この年齢になるとワクワク感など微塵も感じられない。

子供が大きくなって家を離れると、プレゼントなんてモノも買う必要がないし、今更、妻にプレゼントをする気にもならない。妻の方も私にプレゼントを買う気もなさそうである。

我が家では、夫婦2人きりと母だけだから、クリスマスを祝おうなんて気はサラサラない。

定番の鶏肉すら買っていない。

夕食のメニューはラーメンで、しかも作るのは私である。

それでも一応はショートケーキ一切れと雪だるまを模ったケーキを一切れとチョコレートケーキ一切れを買って来て3分の1ずつ妻と母と分けて食べただけのクリスマスで、ワインも飲まずに普段通りの夕食であった。

これを寂しいと云うのか、それともこれが当たり前なのか。

日本人には節操というものがない。元旦には神社に初詣に出掛け、2月にはバレンタインデー、3月はホワイトデーだと、毎月の様に何等かのイベントを持って来る。ハレとケの区別が無くなり、毎日がハレばかりである。毎日がハレでは精神的にも金銭的にも疲れるだけだ。

これが、逆に人間の余裕を奪っているのではなかろうか。

何にもしないダラ〜ッとした本当の休みをつくった方が良いのでは・・・。